私学探検隊

少人数教育だからこそできる面倒見の良さと自由な校風で実現する実りある学校生活

学校生活で協働しながら自己肯定感を育む

2025年に創立100周年を迎える千葉明徳中学校。最寄り駅の「学園前」から徒歩1分の好立地で、緑に囲まれた小高い丘に学舎が広がっています。2011年の中学開校以来、自らの意志で人生を切り拓く「行動する哲人」を校是として、中高一貫校ならではの「思考する学び」を展開。中1・2合同の「総合的な学習の時間」で取り組む同校オリジナルのプログラム「土と生命の学習」をはじめ、毎日の朝の会で日直が担当する「1分間スピーチ」や国語科でおすすめ本を紹介し合う「ビブリオバトル」、各教科でのディベートなど学校生活のあらゆる場面でプレゼンテーションを求められるのも同校の特徴です。

また、文化祭や体育祭などの学校行事は生徒主体で行い、集団の中で協働しながら生徒一人ひとりが持てる力を発揮して、自己肯定感を育んでいます。

中2の担任を務め、バスケットボール部顧問でもある藤枝昭祐先生と中2の前園桃子さんと須田満さんに話を聞きました。

文化祭の準備や宿泊学習では先生と生徒みんなが楽しむ

■千葉明徳中学校に入学した理由は?

前園 自由度が高い学校という印象があったことと、英語教育に力を入れていること。英会話ができるようになりたいので、ESSとバスケットボール部を兼部しています。

須田 僕は第一志望ではなかったのですが、明徳にしかない理科の実験器具があったり、ICT教育が充実していたり、理数系が好きな僕に合っていると思いました。それと、中学では成績の順位が出てくるので、競争心が生まれてしっかり勉強しようという気持ちになりました。

■学校生活の中で楽しかったエピソードは?

前園 明実祭(文化祭)が楽しかったです。今年は学年全体を3つに分け、それぞれが企画を作る形になりました。私は「縁日」のグループだったのですが、明実祭当日よりも、みんなで楽しく準備できたことがとても良い思い出です。暗くなるまで作業した時、ヒット曲を先生と生徒みんなで歌ったことがうれしかったです。担任・副担任の先生方とすごく距離が近くなったような気がしました。

須田 文化祭もそうですが、宿泊学習でも先生との距離が縮まった気がします。僕は尾瀬の林間学校で「大健脚コース」(全長15㎞の最長ルート)をみんなで歩き切り、ホテルで先生たちも一緒になってご飯を食べたことが楽しかったです。

藤枝先生 普段の学校生活とはまた違った雰囲気で親しく語り合えたのが良かったですね。

今年6月の林間学校で尾瀬ヶ原ハイキングを終え、班の仲間たちとアイスクリームでお互いの健闘を讃えあう須田さん

明実祭で取り組んだ「縁日」で、割り箸とゴムで作った射的のデモンストレーションを行う前園さん

少人数教育を担う教員の平均年齢は30代前半

「二人とも負けず嫌いだけど、須田さんはコツコツ努力型で、前園さんは自分に妥協しないタイプ」と、藤枝先生。生徒の個性に応じた、対話を絶やさない面倒見の良さもまた、同校ならでは。

生徒の自主性と責任感を育むためにクラス全員が「一人一役」を担当。「教科係」は帰りの会で教科担任のメッセンジャー的な役割を担うとともに、授業に必要な資料の用意や提出物の回収も行います。前園さんは国語係、須田さんは数学係です。

1学年最大3クラスの少人数教育を行う同校は、平均年齢30代前半という若い先生が中心。本気で叱るときは怖いけれど、親しみやすく熱心な先生方が、生徒たちを見守っています。


※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

千葉明徳中学校
[学校HP]https://edu.chibameitoku.ac.jp/junior/
〒260-8685 千葉県千葉市中央区南生実町1412 Tel.043-265-1612
最寄駅/
京成千原線「学園前駅」徒歩1分。JR内房線 京葉線 外房線「蘇我駅」から小湊バス15分「明徳学園」。

千葉明徳中学校

〒260-8685 千葉県千葉市中央区南生実町1412 Tel.043-265-1612
■ 京成千原線「学園前」駅下車徒歩1分
■ JR外房線「鎌取」駅南口より小湊バス「千葉駅行き」にて「北生実」バス停下車徒歩約3分
■ JR内房線・京葉線「蘇我」駅東口より小湊バス「明徳学園行き」にて終点下車
※ JR総武線利用の場合、JR千葉駅から京成線への乗り換えが便利

この学校の詳細情報を見る