私学探検隊

実際に体験する英語圏の世界「2週間アメリカ研修」

伝統と革新の調和で、
グローバルリーダーに
一九三八年(昭和一三年)、八雲高等女学校として始まった八雲学園中学校高等学校。
戦争、高度成長、バブル崩壊、そしてコロナ禍でも、建学以来の「伝統」と未来志向の「革新」で時代に即応してきました。
創立時の教育方針である「生命主義」と「健康主義」は、現在でも全校生徒に周知されています。
一方、創立八十周年を迎えた二〇一八年には男女共学をスタート、五年を経た今年、全学年が共学化しました。
また「次世代のグローバルリーダー育成」という理念を掲げ、「グローバル教育」、「文化体験プログラム」、「チューター制度」、「ICT教育・進路指導」の四本柱で国際基準の視野を目指します。
中でも英語教育は中高一貫で多角的に行われ、「イングリッシュ・フェスティバル(英語祭)」、「レシテーションコンテスト」、「スピーチコンテスト」、「イングリッシュファンフェアー」など参加・体験・対話型のアクティビティがあり、三年生の学年末には全員が「2週間アメリカ研修」に参加します。

UCSB(カリフォルニア大学サンタバーバラ校)ですべての授業を終え、修了証を授与されました

 

2週間アメリカ研修
「2週間アメリカ研修」は、米国カリフォルニア州サンタバーバラにある学校施設の「八雲レジデンス」を拠点に、UCSBで授業を受けます。
さらに姉妹校「ケイトスクール」との交流、近隣観光、ブランチなど、やはり参加・体験・対話型のアクティビティを経験していきます。
何をするにも相手はアメリカ人であり、目にする文字も、使う言葉も英語です。
異文化で過ごす二週間、感想が気になります。つい二か月前に行ってきた生徒さん、先生に聞いてみました。

米国カリフォルニア州サンタバーバラにある八雲レジデンス

実体験の大切さ
遠井 孔就さん
アメリカ自体は二〇二二年にメリーランド州のホストファミリーの所へ行ったことがあるので二回目になります。
UCSBでは、ただ英語を学ぶだけでなく、論理表現の勉強もしました。休み時間にはアメリカ人の先生と英語で雑談してみました。
同級生たちも一緒なので、二週間ワイワイ楽しかったです。

岸本 陽菜さん
実は英語には苦手意識(特に文法)がありました。
でも実際にアメリカへ行って、UCSBで授業を受けているうちに、アメリカ人の先生とお互いの話をして、コミュニケーションすることが楽しい!と思うようになりました。
意外だったのは食事です。とても美味しくて、たくさん食べました(笑)。

河東田 敦先生
「2週間アメリカ研修」など本校の海外研修の特徴は、旅行会社さんなどは使わず、我々教員がアメリカの先生たちと協力しながら企画・運営していることです。
高校生になるとUCSBで三か月間英語漬けになるプログラムもあります(希望者制)。
これからも「実際に体験する」機会を生徒に届けていきます。

左から遠井孔就さん、岸本陽菜さん、河東田敦先生

コロナ禍のエピソード
「生徒に体験する機会を」という話で思い出したのが、コロナ禍のことです。他校が次々と行事を中止する中、八雲学園の先生たちは「できる方法を考えよう」と言って、体育祭など多くの行事を実行してみせました。


※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

八雲学園中学校
[学校HP]https://www.yakumo.ac.jp/
〒152-0023 東京都目黒区八雲2-14-1 Tel.03-3717-1196
最寄駅/東急東横線「都立大学駅」徒歩7分。東急世田谷線 田園都市線「三軒茶屋駅」からバス「八雲高校」徒歩1分。JRなど「目黒駅」からバス「中根町」徒歩3分・「都立大学附属高校前」徒歩4分ほか。

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