社会問題議論からゲーム方式まで、多角的な英語教育!
東京女子学園の英語教育は、 ただ英語を覚えるだけではありません。「英語を身につけることで、世界への扉が開き、可能性が無限に広がる」ことを生徒に実感させてくれるプログラムです。文法、英会話やLLなどのクラスに加え、国内外の文化を学んだり、ITツールやアプリを使ったりと、多角的な英語教育が行われています。
iPadなど最新機器で 英語の世界が楽しく広がる

デジタル教科書を使用し、ネイティブの音声練習の他にも、単元の映像化など内容は充実
英語の授業の中では、ニンテンドーDSやiPadが使われています。 2007年から授業に取り入れられたDSは、教科書で出てきた単語の確認や復習のために授業内で5分程度使われています。ゲーム感覚でできるので、生徒たちも集中しながらも楽しそうな表情で取り組んでいます。 英語科の大久保素子先生は、「英語が苦手な生徒にもこうした機器を楽しみながら使うことで、『英語を好きになったり、使えるようになってもらいたい』と思っています。そうした気持ちから、ツールの1つとして使用しています」と話します。 一方、iPadはひとクラス分用意され、授業の内容に応じて様々なアプリを上手に使い分けています。海外研修(希望者制)先の文化や地図をアプリで調べたり、自作の英作文をネイティブの発音でアプリが読み上げ、スピーチの練習をしたりと、日々、活用しています。 そうした日々の授業で培った発音や表現力を発揮する機会が、学年ごとに英語の長文を暗唱するレシテーションコンテスト。各学年の上位者は、私学30校の集まる大会に参加し、毎年上位に入賞し、結果を残しています。

3泊4日のイングリッシュ・サマー・セミナーは、料理から演劇まで毎日英語漬けで過ごします(中3、高1希望者制)
国内外の文化を学び 世界で活躍できる女性に
「日本の伝統文化を愛するとともに、異文化を享受できる生徒」とは、同校の教育目標のうちの1つです。英語の授業は、そうした国内外の文化を学び、世界への扉を開いてくれる貴重な機会でもあります。 「最終的には、英語を生かしていろいろな分野で活躍してほしいと思っていますが、それらを通して日本の魅力にも気づいてほしいと考えています」と 大久保先生。 中1から高3まで行われる「ワールド・スタディ」というプログラムでは、世界の国々の文化・環境・社会の問題などを英語で学習します。中学では、ゲームや歌を通して、ワクワク楽しく学ぶことを重視。例えば、各国の首相をビンゴ形式で当ててみたり、英語で国を説明するカルタ大会が開かれたり。高校になると、与えられたテーマについてインターネットで調べて、ディスカッションやディベート形式で自分の意見を表現するところまで内容を深めていきます。

英語カードを取り合うゲームを楽しむ、中1のイングリッシュディ
教室を飛び出し、ゲームや スポーツで英語を体感!
中1、中2を対象に年に1度開かれるイングリッシュディは、ゲームやスポーツ、発表などを通して英語を総復習するイベント! 中1は英語によるスポーツ大会、中2は暗記した英語の台詞を動画に合わせて話す、アフレコ形式での発表を行います。 さらには、希望者は英会話クラスや英語セミナーの受講、中3でのイングリッシュ・サマー・セミナー、高校ではオーストラリアやアメリカへの語学研修に参加も可能。 教室だけにとどまらず、五感をフル活用し、表現力やコミュニケーション力を高めてくれる英語のプログラム。世界への視野を広げてくれる6年間になるでしょう。
東京女子学園中学校
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