私学探検隊

錬成合宿・海外研修で大きく成長した充実の夏休み

橘学苑では今年度から、レクリエーション要素が主だった従来のサマーキャンプに代わって、自学自修を目的とした2泊3日の錬成合宿を実施することになりました。宿泊先は、同校の研修センターがある長野県の飯島町。日本アルプスが望める自然の中、いつもと違う環境での学びはどうだったのでしょうか? 今回は、中1、中2の生徒4名に錬成合宿を終えた感想を聞いてみました。

自ら学び取り組んだ初めての錬成合宿

中2が訪れた陣屋では、囲炉裏の火のつけ方を習いました。

いつもと違う環境の中での講義は、集中力が高まります。

錬成合宿は、“学び”に重点を置いた合宿ですが、朝から晩まで机に向かって勉強をするわけではありません。初日は、「現地調査とプレゼンテーション」の学習として、地元施設での見学や説明を通じて、自分の感じたことや考えをまとめるという取り組みをしました。訪問先は、中1が飯田市美術博物館、中2が江戸時代に建てられた陣屋、中3が養命酒の工場。各学年、それぞれの施設で初めての体験や発見をしたようです。
2日目は、国語、数学、英語の3教科の講義の後、自学自修の姿勢を身に付けるために、自らが課題に取り組みました。学校の教室とは違う環境での学びは、生徒たちには新鮮で、いつも以上に集中力が高まったようです。夕方からは飯ごう炊さんでカレーを作り、仲間と協力し合うことの楽しさを体験しました。
このように、教科書を中心とした勉強だけでなく、初めて訪れた施設で感じたことをまとめたり、集団生活で仲間と協力し合うことの大切さを学んだりするなど、バランスの取れたプログラムとなりました。

錬成合宿に参加した生徒の声

2年・O.R くん

現地調査で陣屋を訪れ、囲炉裏の火のつけ方を教えてもらったのが印象的です。午後の講義は、いつもと違う環境が新鮮で、集中できました。

1年・S.K さん

飯田市美術博物館には、自然に関する展示が多く、なかでもカタツムリの種類の多さに驚きました。200種類くらいあったように思います。

1年・M.T くん

2日目の夜の飯ごう炊さんではカレーを作りました。少し水っぽくなってしまいましたが、みんなで作ったのが思い出になりました。

1年・S.S さん

飯田市美術博物館のカタツムリのコーナーに、「カタツムリ占い」というものがあり、みんなでやったのが楽しかったです。

 

日本を知り世界へ目を向ける

中1~高3の希望者が参加できる短期海外研修。夏休みはたくさんの経験をするチャンス!

また、同校では夏休み中、希望者を対象に、2週間の短期海外研修も実施されます。研修先のカナダでは、現地家庭にホームステイをしながら、近くの研修センターで語学を学びました。参加した中2のO・Rくんは、とてもフレンドリーな老夫婦の家庭で、楽しい夏を過ごしたようです。中1のM・Tくんは、来年の夏はぜひ参加したいと話していました。

 

橘学苑中学校
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