私学探検隊

「身近にある大学」が生徒の進学意欲を伸ばします!

大学の施設を身近に体感 大学付属校ならではのフィールドワーク

広大な敷地を持つ日本大学生物資源科学部に隣接する、日本大学藤沢中学校。
そんな日大藤沢では、大学の施設を最大限に活用したオリジナルの体験学習プログラム「フィールドワーク」が中学1・2年生で実施されます。大学が所有する農場での農業や畜産体験、また食品加工実習所でのフランクフルトの加工など、首都圏の中高では味わうことのできない貴重な体験をしているのです。
広報部長の原田哲夫先生は次のようにお話ししてくださいました。
「林間学校などといった特別な行事でなく、授業の中で日常的に体験学習ができることは、魅力の1つだと思います。生徒たちは、このような体験を通して大学を身近に感じていくのです。」

農業体験

機械体験

畜産体験(1)

畜産体験(2)

学年に応じて、様々な施設を使ってフィールドワークを行います


大学生の姿が、「学ぶための大学」という意識と学習へのモチベーションにつながります

大学と隣接しているメリットは、施設を活用した大学との連携プログラムだけではないと、原田先生は続けてお話しくださいました。
「フィールドワークの補助役の大学生と関わるのももちろんですが、登下校時や、大学の食堂で話している姿、グラウンドでの活動の様子など生徒たちは常に大学生の姿を目にしています。その中で、大学生の生活がどのようなものかを自然と学んでいきます。生物資源科学部の学生たちは食堂で熱心に自分の研究について討議をしたり、レポートなどを作成しています。そのような姿を生徒たち間近で見たり、また時には食堂などで会話をしたりすることで、『大学は自分の興味関心のある分野を学ぶところである』という認識を深めていきます。」

このような意識は生徒たちの進路決定にも影響しているのではないかと、原田先生はおっしゃいます。中高一貫1期生は、現在高校2年生。文理選択を終えた生徒たちの多くは、「数学が苦手だから文系に進む」ではなく「こんな分野を深めていきたいから、理系へ」と考えて選択をしたそうです。そして現在も自ら決めた道を実現するべく、モチベーション高く勉強に取り組んでいるそうです。
また、先生たちも日本大学の学部説明会などへ参加し、生徒たちの身近な興味関心が、どのような学問につながるかといった研究を行い、生徒にフィードバックしているのです。

いい大学へ合格するためでなく、自分の夢を実現するために日々努力している日大藤沢生。2015年春卒業の生徒たちの実績にも注目です。

日本大学藤沢中学校
[学校HP]http://www.fujisawa.hs.nihon-u.ac.jp/
〒252-0885 神奈川県藤沢市亀井野1866
☎ 0466-81-0125
最寄駅/小田急江ノ島線「六会日大前駅」徒歩8分。