私学探検隊

目的に合わせて選べる豊富な海外研修が語学力アップのステップに

中学1年から、年次に合わせた研修を設置

中学校から高校までの6年間で、子どもにできるだけ多くの経験を積ませたいと考える保護者の方は多いはず。なかでも海外研修プログラムへの要望は多いのではないでしょうか。相模女子大学中学部・高等部ではさまざまな海外研修を設置。特に近年は基礎的な部分から高いレベルまで幅広いプログラムがそろい、生徒からも好評を得ています。
英語科の山村千代先生にお話を伺いました。「相模女子の海外研修は、中学1年生を対象にした韓国英語村からスタートします。これは韓国にある英語生活体験施設内で、楽しみながら英語を学んでいくというものです」。 そして中学2年以降から、本格的な海外研修がスタートします。一つ目は中高生を対象としたオーストラリア・パースでのホームステイ。同年代のバディと一緒に姉妹校に通い、現地での学校生活を体験します。二つ目は高校生を対象にしたイギリス・オックスフォードでの海外研修。英語学習専門学校で語学力を磨きながら、世界中からやって来る学生たちと交流を図ります。そして三つ目が、相模女子大学の学生の留学先となっているカナダ・マニトバ大学での高校生対象の研修です。約3週間の留学期間中、学生寮で生活しながら語学力をしっかり伸ばす、かなりレベルの高い内容です。

カナダ・マニトバは雄大な自然も魅力。

10年以上の交流があるオーストラリアの姉妹校。

しっかりと確立され、計画を立てやすい点も好評

このように海外研修の種類が豊富な点が特徴ですが、「行き先も、学ぶ内容も異なるので、生徒としても選びやすいと思います」と山村先生。また、「韓国英語村に参加を決めた中学1年生が、行く前に英検準2級に合格したという例もあります」と、参加すること自体が英語力を高めるモチベーションにもなっているようです。そして、一度海外研修に参加した生徒は別の海外研修に参加することも少なくないのだとか。大学に進学してから本格的に留学したいと考える生徒も多いようです。
何よりうれしいのは6年間の海外研修プログラムがしっかりと形成されている点ではないでしょうか。入学時点で海外研修の計画を立てられれば、生徒はそれに向けて勉強ができるし、保護者の方も費用を想定できるはず。しっかりと確立された海外研修が、語学力アップの「ステップ」になっていると感じました。

オーストラリアでは現地の授業に参加。

現地の生徒に書道や茶道を教える文化交流も。

ふだんの授業ではネイティブの先生からも教わる。また『NEW TREASURE』を使用して語彙力を高めていく。

相模女子大学中学部・高等部
[学校HP]http://www.sagami-wu.ac.jp/chukou/
〒252-0383 神奈川県相模原市南区文京2-1-1
☎ 042-742-1442
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