私学探検隊

自分の未来を自分で切り拓くために「教え型」と「学び型」で生徒を伸ばす

「教え型」は伸ばす指導 「学び型」は深める学習

高校1年生で行う「ダイバーシティゼミナール」。異なる教科の教員がチームとなって指導に工夫を凝らす

高校1年生で行う「ダイバーシティゼミナール」。異なる教科の教員がチームとなって指導に工夫を凝らす

東京成徳大学中学校では、未来を見据え“自走する”生徒を育てています。“自走”とは、文字通り自分の足で走るということ。自分の進むべき道を自分で切り開き、自らの力で歩んでいくという意味です。
「『教え型』は先生から生徒への一方方向だけでなく、生徒同士で意見を交わしたり、教室以外の場所で学んだり、“わからない”をそのままにしない柔軟な指導で主体性や能力を引き出すこと」と教務部長の廣重求先生。一方の『学び型』は、自分で考えて主体的に判断し、柔軟に行動する力を身につけること。「入学時からiPadに触れICTリテラシーを高め、短期語学留学で語学力を伸ばし、多くの経験を積んでいき、自走のための力を身につけ、自分で考えて見つけ、選び、深めていくことです」。

自分の可能性を見つける力 自分で選択し、進んでいく
東京成徳大学中学校では、中高一貫の強みを生かし、6年間を有効に活用できるカリキュラムを2022年度から導入。中学3年間を“土台となる力を養う”時期、高校3年間で“進むべき道を切り開き”自身が選んだ進路を目指します。「これまで中学3年で行っていたニュージーランドへの全員留学を、中学2年次にフィリピン・セブ島で実施。早い段階に海外で過ごすことで、世界を知り、視野を広げ、この先どう学んでいきたいかを考えます」(廣重先生)。
英語は受験に必要な教科のみならず、自分が将来やりたいことを実現するためのひとつのツール。「セブ島での短期語学留学の経験を踏まえ、中学3年生3学期を留学して過ごすか、国内で学ぶかを選びます。『留学タイプ』はニュージーランドに3カ月のターム留学に参加。親元を離れて生活を送り、英語力の向上だけでなく人間的にも大きく成長します。『国内タイプ』は、クラスを再編。『高校課程に向けた基礎学力の定着』『グローバル人材へのステップアップ』『創造的な学びの実践』といった目的別のプログラムに取り組みます」。
学校が決めたプログラムに沿うのではなく、自分で選択し、自分で進む。そのために知識と選択できる目を養うための体験を積み重ねていきます。「“自走する”生徒たちを尊重し、後押しすべく、寄り添った指導をしていきます」。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

東京成徳大学中学校
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