私学探検隊

生徒一人ひとりの多様な個性を最大限引き出す教育を重視

創立80周年を迎えた2020年度より新コース制を導入し、大きく飛躍する昭和学院中学校。精力的に学校改革をリードする大井俊博校長先生に、同校の魅力について語っていただきました。

将来の夢の実現を後押しする新コース制

新コース導入で、スポーツも学業も強い昭和学院を目指す

新コース導入で、スポーツも学業も強い昭和学院を目指す

昭和学院では、昨年度より中1・2が3コース、中3以降は5コースの新制度を導入。中3・高2の進級時にはコース変更も可能となっています。大井校長先生は「生徒が6年間の学校生活で将来の目標を見つける土台を育むのがこのコース制の目的です。例えば、IA(インターナショナルアカデミーコース)では、将来英語を生かして国際的に活躍したいという夢の実現を、TA(トップグレードアカデミー)では最難関大学進学を、Ath(アスリートアカデミー)ではスポーツと学業の高いレベルの両立を目指します」と語ります。
現在の中2が新コース初年度の生徒となりますが、「コースの特色を活かしつつ、自ら考え、学び互いに協力し合うことで、学びも遊びも積極的に楽しんでいます」。
昨年度から続くコロナ禍では、学校生活にさまざまな制限がかかっています。しかし、「このピンチにどう立ち向かうか、主体的に考えて行動する力も育まれました。双方向のオンライン授業の実施ではチャレンジ精神を学び、課題に対して〈クリア・クリエーティブ・アジャスト〉の姿勢で取り組めたと思います」

英語教育強化やオンライン入試の導入も

IAコースの担任は、日本人教員とネイティブ教員2名体制で、教室中に英語があふれています。
「ネイティブ教員が生徒たちと英語のスコラノートを毎日やり取りするなどきめ細やかに対応してくれているおかげで、普段から英語で明るくオープンなコミュニケーションができています」
海外からの留学生や社会人を校内に招いた英語の討論会など、コロナ禍でも生の英語に触れる機会も実現。行事をできるだけ実施するというのは学校全体でも共通しており、朝読書の成果を試す知的書評合戦「ビブリオバトル」や校内英語スピーチコンテストなどはオンラインで開催しました。「制限を設けながらですが、昨年は断念したスポーツ大会を今年度はクリエイティブな工夫を凝らして実施しました」
大井校長先生は「金太郎飴のようにみんな同じではなく、その子の個性や能力を最大限伸ばすのが本校の魅力」と語ります。その方針は、コロナ禍で他校に先駆けて取り入れた「算数のオンライン入試」にも現れています。
「選択肢が多ければ多いほど、それぞれの生徒が自分なりの力を発揮するチャンスとなります。デジタルが日常化する時代において、オンライン入試はコロナ対策だけでなく生徒の可能性を広げる手段だと考えており、2022年度も引き続きオンライン入試を行う予定です。
入学後は、さらに将来の夢の実現に向けて、自らの可能性をどんどん切り開いていってもらいたい。教員と生徒の信頼関係を築きながら、新コース制で子どもたちの夢の実現を全力でサポートしていきます」

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

昭和学院中学校
[学校HP]https://www.showa-gkn.ed.jp/js/
〒272-0823 千葉県市川市東菅野2-17-1 Tel.047-323-4171~5
最寄駅/
JR総武線・都営新宿線「本八幡駅」・京成本線「京成八幡駅」徒歩15分。「本八幡駅」「京成八幡駅」・JR総武線「市川駅」、北総線「東松戸駅」から京成バス「昭和学院」。

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