私学探検隊

野球部・バトン部・弦楽部

「文武両道」で知られる伝統校。難関大学への進学実績につながるのは、クラブ活動で育む「自主自律」と「集中力」

全国レベルの部活動が数多く存在する昭和学院は、部活にも勉強にも熱心に取り組む文武両道の伝統校です。3人の生徒のみなさんと先生にお話を聞きました。

恵まれた施設と、受け継がれる精神。経験者も未経験者も、伸びる環境がある

小1から続けてきた野球でさらに上を目指したいと昭和学院の門を叩いた間(はざま)有輝(ありき)君(中3)は、「中学は部員が少なく、顧問の先生が一人ひとりをしっかり見てくれます。未経験者でも努力すれば試合にも出られます」と、仲間と共に広いグラウンドで日々練習に励んでいます。

松岡来美(くるみ)さん(中3)も幼稚園からのバトン経験者です。全国大会に出場した昭和学院のバトン部の演技を見て入学を決めたそうです。練習は高校生と合同で行うため、難しい技を教わったりと技術面でも多くのことを学んでいます。

老人ホームや地域のコンサートなど、外で演奏する機会も多いという弦楽部。息もぴったり

老人ホームや地域のコンサートなど、外で演奏する機会も多いという弦楽部。息もぴったり

一方、弦楽部の川岸沙綾(さあや)さん(中3)は、バイオリンを未経験からスタート。「私の部は8割が未経験者です。先輩が付きっきりで教えてくれるし、顧問の先生のほかに外部の先生も教えに来てくれるので、短期間で演奏できるようになります。楽器も学校のものを使用できるので初心者でも大丈夫ですよ」(川岸さん)

 

先輩が教えてくれる「大切なこと」。優しさと厳しさで、人としても成長

「敬語の使い方や目上の人への気づかいなど、大切なことは先輩から教わりました」と、間君。「バトン部でも、大会でほかのチームへ自分たちから大きな声であいさつしようと教わりました。あいさつしてもらったら気持ち良いよねって」。人見知りだった松岡さんは、今では近所の人にも、笑顔で大きな声であいさつをしているそうです。「弦楽部もとても仲が良いです」と、川岸さん。「最近では先輩に言われる前にいろいろなことに気づけるようになりました。消極的だった自分が少しずつ前に進めている気がします」。練習中は厳しく、それ以外ではとても優しい先輩から人として大切なことを受け継ぎながら着実に成長しています。

「自主自律」ができる生徒は、勉強も部活も伸びる!

「自ら考え工夫して練習できる子は、学力も伸びていきます。部活で鍛え上げた集中力や物事に向き合う姿勢など、部活から学ぶことは大きいです」と、特進クラス担任でバドミントン部顧問の落合太一先生は言います。時間の使い方もその一つとか。「どんなに練習で疲れていても、ご飯ができるまでの30分でも勉強しようと決めています」という間くんや、「通学の1時間も勉強時間」という松岡さんなど、限られた時間を有効に使って勉強にも取り組んでいます。

70年以上の歴史があり、文武両道として名高い同校が2015年から中1の特進クラスをスタートさせ、これまで以上に中学から高い意識をもって学びを深めています。学校全体の意識の高さは大学合格実績にも結びつき、今春には国公立大6名、早稲田大に10名、理科大6名、GMARCHに75名の合格者を輩出するなど、文武両道をさらに邁進中。

「ぜひ、オープンスクールや学校説明会で、充実した施設と、生き生きと学ぶ生徒の姿を実感してください」(落合先生)

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

昭和学院中学校
[学校HP]http://www.showa-gkn.ed.jp/js/
〒272-0823 千葉県市川市東菅野2-17-1
☎ 047-323-4171

最寄駅/
JR総武線・都営新宿線「本八幡駅」・京成本線「八幡駅」徒歩15分。「本八幡駅」「八幡駅」・JR武蔵野線「市川大野駅」・北総線「東松戸駅」から京成バス「昭和学院」。

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