私学探検隊

春休みの〝集中プログラム〟で、もっと英語を好きになる!実践的な英語教育に力を注ぐ女子伝統校

のびやかな環境のもとで高い学力と豊かな人間性を育む江戸川女子中学校。30年前から英語科を設置し、中1の教材から「プログレス21」を使用するなど、高いレベルの英語教育を実践しています。学年末には中1生を対象にした〝英語集中プログラム〟が行われ、これまで以上に「英語が大好き」な生徒が増えました。

「通じてうれしい」「もっと話したい」殻を破って、自信をつけた3日間

English Speak-Out Program

English Speak-Out Program
「英語に自信がもてるようになった」「世界の様子に関心をもつようになった」「将来の夢や目標をもつ参考になった」と、前向きな気持ちへ

「頭の中にある知識を表に出す、自己表現のための集中プログラムです。英語が得意な子もあまり得意でない子も全員参加で行いました」と、英語科の熊川美帆子先生。オールイングリッシュのため心配もあったそうですが、終わってみたらみんなが大満足。「英語を話すのが楽しい」「もっと勉強したい」と、意欲が高まったそうです。
「うちの生徒は恥ずかしがり屋が多いので、気持ちの中のブロックを開放させることを意識しました。動きを取り入れたゲームを中心に、楽しみながら学んでくれていました。国籍もさまざまな男女6人ずつの先生によって、英語といってもいろいろあるのだということも勉強になったようです。最終日にはグループの代表者が保護者も見守るなか、ホールの舞台でスピーチを発表。自信にもつながり、英語が好きになってくれた生徒が多かったです」(熊川先生)

先生の手厚い指導と充実した「海外研修制度」で、使える英語を目指す

「高校2年進級時に普通科と英語科に分かれ、英語科ではさらに実践的で高い英語力を養います。その一つが海外研修制度です。5カ国6コースの中から選択。期間も3~10週間と長めのものも設定されていますので、成果も実感できます」と、教務主任の小笠原敦先生は言います。さらに、夏・冬休みや放課後には課外授業が開講されます。
「英語の4技能のうち、授業などでカバーしきれないライティングの講座は放課後に設けました。じっくりと時間をかけて、まとまった文章を書けるように、ネイティブの先生が指導しています。これからはどんな会社に入っても高い英語力が必要になる時代です。大学受験にも強く、その先の将来を見据えた実践的な英語力を伸ばしていきます」(熊川先生)
課外授業は英語のほかに、数学、国語でも実施。高校からは5教科におよんで手厚い指導が展開されます。

日本の伝統を学んで感性を磨き、自国の文化を発信する礎に

同校では週に1度、1年は茶道、2年は筝曲、3年には華道が授業に組み込まれています。「情操教育はすぐには役に立たないかもしれませんが、感性の瑞々しいこの時期に日本古来の文化に触れることで、これからの人生が豊かになると思います」と、小笠原先生。「正しい礼儀作法が学べることも大切ですし、海外に行った卒業生からは、自国の文化を発信する礎にもなっていると聞いています」(熊川先生)
さらに同校では中学の音楽の半分は弦楽器を演奏するという珍しい取り組みも行われていて、クラスのなかでパートに分かれてヴァイオリン、ビオラ、コントラバス、チェロを専門家に習います。「興味のなかった生徒も、3年間続けることで音楽への関心が深まります。3年次に行われる発表会では、驚くくらい上手な演奏が聴けますよ」(熊川先生)
こうして先生方に温かく見守られながら、同校の生徒たちはさまざまな経験を積み、自立した女性へと一歩一歩確実に成長を続けています。

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

江戸川女子中学校
[学校HP]http://www.edojo.jp/
〒133-8552 東京都江戸川区東小岩5-22-1
☎ 03-3659-1241
最寄駅/JR総武線「小岩駅」南口 徒歩10分。京成本線「江戸川駅」徒歩15分。
JR常磐線「金町駅」からバス〔小岩駅行き〕15分「南小岩8丁目」徒歩6分。