私学探検隊

将来社会で活躍できるための人間力を育成する立正の情操教育

人間力はコミュニケーション力と失敗から学びとる力

「人間力とは、①相手に正しく自分の考えを伝え、相手の考えを理解するコミュニケーション力、②主体的に物事に挑戦し、失敗してもそこから学びとり、再度挑戦できる力です」と石井先生。相手に信頼されないと物事を進めることはできません。信頼されても、物事に挑戦したり、失敗から学んだりする姿勢がないと社会では活躍できません。卒業生の中には起業してグローバル展開している会社を経営している人がいますが、学校で多くの失敗を経験したそうです。そういった失敗から学び、次に活かすことを身につけたからこそ、社会で活躍できているそうです。

コミュニケーションの基本となる挨拶やマナーを身につける

コミュニケーションをとるために、まずは相手に信頼してもらい、本心で話せる関係を作ることが大切です。そのためには、基本であるあいさつや笑顔、マナーある行動が求められます。それらは、朝の正門前での挨拶運動やマナー講座、そして普段友だちと接したり、部活動で先輩・後輩と接したりする中で身につけていきます。
また、生徒指導も徹底しており、生徒が普段と異なる行動をとった時、すぐに発見し、指導します。一方的な指導はせず、その意味を生徒に考えさせ、行動を改めさせています。

失敗から学びとるためにPDCAサイクルを身につける

立正大学付属立正中学校 先生方

先生方は生徒の様子を共有し、すぐに対応できるようにしています。

「失敗から学びとる力は、要するに、挑戦しようと決め(P)、行動し(D)、振り返って(C)、改善する(A)というPDCAサイクルを身につけることです」と西川先生。
それを身につけるために、普段の授業はもちろん、職場体験や立正祭、体育祭、研修旅行、弁論大会など、生徒が主体的に取り組む機会を多く設けています。特に、職場体験では良い失敗経験が得られます。ある生徒は、会議に参加し発言せずにいると帰っていいと言われたそうです。そういった失敗経験から自分自身を振り返り、改善し、成長していきます。
また、失敗をして良いという雰囲気が学校にあります。先生方は「失敗することが当たり前で、その経験から学び、次に失敗しないようにすること」を普段から生徒に伝え、挑戦を促しています。加えて、振り返りの際には、コーチング的な関わり方で生徒に反省を促し、生徒が自ら振り返り、気づくようにしています。
これらの取り組みによって、人間力の育成を図っている立正大付属立正中。今後も卒業生の活躍が楽しみです。

社会で活躍するための土台となる人間力の育成

改善のPDCAサイクル

Point 1 生徒が主体的に取り組む授業や行事
授業や行事で生徒が主体的に取り組む機会を多く設けています。
Point 2 先生から生徒へ挑戦への促し
失敗から学び、次に失敗しないようにすることを生徒に伝え、挑戦を促しています。
Point 3 コーチングによる反省の促し
うまくいったこと・いかなかったことは何か、どうすれば解決できるかを生徒に考えさせます。

コミュニケーション力 他者から信頼される

Point 1 あいさつ・マナー指導
基本であるあいさつや人との接し方、マナーを身につけさせます。
Point 2 部活動等を通じたコミュニケーション
仲間・先輩・後輩の関係から、人間関係の築き方を学びます。

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

立正大学付属立正中学校
[学校HP]http://www.rissho-hs.ac.jp/
〒143-8557 東京都大田区西馬込1-5-1
☎ 03-6303-7683
最寄駅/都営浅草線西馬込駅西口下車 徒歩5分
東急バス(反01/02)立正大学付属立正中高前停留所下車 徒歩2分
東急バス(森02)長遠寺前停留所下車 徒歩6分