私学探検隊

自主的に学び、体験できる山手独自の海外研修で未来につながる国際交流を

1969年から続いている山手オリジナルの北米研修

北米研修

北米研修では、2名1組で2週間のホームステイをします。週末は各家庭でそれぞれに過ごし、英語を使いながら現地の生活を体験します。

「世界を舞台に活躍でき、世界に信頼される人間」の育成を建学の精神に、創立以来、国際交流に力を入れている山手学院。なかでも1969年から47年間続いている「北米研修プログラム」(以下、北米研修)は、同校の教育の柱のひとつと言ってもいいでしょう。
このプログラムの大きな特徴は、渡航先からホストファミリー、現地校の選択、その他のプログラムまですべてを山手の先生たちが考え、現地と交渉し、実現させているということ。そのため、行き先も毎年少しずつ異なり、今年はアメリカのワシントン州やカナダのアルバータ州など、各クラスが5つの方面へ分かれて体験しました。
北米研修が実施されるのは高2の4月ですが、その準備は高1の春からスタートします。16日間の研修ではホームステイがメインとなるため、自主的な英語学習が必要となります。また、滞在中、日本の文化紹介やパフォーマンスを発表する会があり、その準備もしなければなりません。北米研修では、各クラスから本部委員を選出し、日本の文化紹介やパフォーマンスの企画をする人、それに伴う予算を考える人、滞在先の地域紹介やプログラムについての新聞を発行する人など、各自が自分の役割を一生懸命に取り組みます。
「北米研修では、英語の習得はもちろんですが、このように自分たちで主体的に参加できることが、何よりも魅力だと思います」と話すのは、国際交流担当の永野浩樹先生。「体験後は必ず、生徒たちの大きな成長を感じる」と話します。
また、山手学院の国際交流のおもしろいところは、単に海外へ行くだけではなく、現地でお世話になった方を今度はホストとして受け入れる「リターン・ビジット」を行っていること。こうして、思い出づくりだけでは終わらない真の国際交流を実現させています。

多民族国家シンガポールで生きた英語と多様性を学ぶ

また、山手学院では、今年の夏から国際交流のフィールドをアジアにも広げ、中3と高1の希望者を対象に、様々な国籍の生徒が集まるシンガポールでトップクラスのACSインターナショナルスクールの授業が体験できる「シンガポール イマージョンプログラム」を実施します。このプログラムは、授業だけでなく、ディスカッションやプレゼンテーション、大学生との課題解決型アクティビティー、バディーとの寮生活などを通して、様々な体験と共に英語を学びます。9月には、今度はACSの高校生を山手学院に受け入れ、ホストファミリーを希望する家庭でホームステイをしながら、山手の授業に参加してもらいます。

先輩の声

北米研修を終えて
北米研修でパフォーマンスの担当をしました。私のクラスは合唱とソーラン節を披露しました。春休みに練習した時は、クラスがまとまらず苦労もしましたが、当日は最高のパフォーマンスができて嬉しかったです。北米研修を体験して、今まではあまり関心がなかった海外にも興味を持つようになりました。私にとってはとても有意義な2週間でした。

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

山手学院中学校・高等学校
[学校HP]http://www.yamate-gakuin.ac.jp/
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