私学探検隊

海外研修での経験が次の一歩を踏み出す原動力に!

海外語学研修で主体性も身につける

海外語学研修

現地のティーンエイジャーと共に、ボランティア活動などの課外活動も多く行う。

1家庭につき1名で滞在するホームステイ、6~7名の少人数制で行われるオールイングリッシュの授業など、英語力の確実なアップが期待できる昭和学院秀英の海外語学研修。高校1年生の夏に希望制で、アメリカ・ワシントン州スポケーン市にて18日間行われます。
現地の授業では、6~7名の生徒につきネイティブ講師と、さらに同年代のティーンエイジャーが2~3名つきます。大人との会話だけでなく、同年代との意見交換や質疑応答を通じて、コミュニケーション英語を話す機会を得ると共に、価値観の違いやグローバルな視点を学んでいきます。
この研修では、英語を使った意思疎通を目指すだけではなく、社会で活躍するために必要な主体性やチームワーク、リーダーシップを身につけるための総合学習も行われます。こちらもオールイングリッシュの参加型授業。プログラムの後半では、興味のあるテーマについて専門家を訪れインタビューを行い、取材内容を発表する機会も。参加した生徒からは「自分が成長したことは、アメリカの人に自分から話しかけられるようになったこと」「自分の世界が広がり、人との出会いは素晴らしいことだということに気づいた」などの声もあり、積極性や自立心も芽生えているようです。
語学研修の担当である本村智亨先生はこう語ってくれました。「知らない環境のなかで、勇気を持って自分から行動できたことは自信につながる。今後の人生で、必ずプラスになります」(本村先生)

ジャズ、演劇、古典芸能……芸術鑑賞で感性を磨く

確かな進学実績からもわかるように、質の高い授業を展開し、丁寧な進路指導を行う昭和学院秀英ですが、もうひとつ大切にしているのは豊かな感性を育てること。同校では、中高全学年を対象に、音楽や演劇の芸術鑑賞を年2回実施。これまでには、オーケストラや和太鼓の演奏、ミュージカルなどを鑑賞。今年はビッグバンド・ジャズの演奏を聴きに出かけたそうです。これらの芸術鑑賞に加えて、中学3年生から高校2年生までは、能・歌舞伎・文楽の古典芸能にも触れます。
「生徒が何に興味を持つのかは正直わかりません。『今回の芸術鑑賞はおもしろくなかった』という生徒もいますが、生徒が体験したうえでの結果であれば、それは自分の価値観です。見たこともないのに「好き・苦手」を判断することはできませんよね。『世の中にはこんな世界があるんだ』『こんな人がいるんだ』と知ってもらえれば」と語るのは、芸術鑑賞委員であり音楽科の安齋英武先生。生徒が芸術という“経験の引き出し”を増やすことで、人としての幅が広がるといいます。
また、古典芸能を知ることは、日本の文化を理解する目的もあります。グローバル社会では自国について知っておくことが不可欠。生徒はさまざまな行事を通じて、知識や世界を広げ、豊かな想像力を育みます。

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

昭和学院秀英中学校
[学校HP]http://www.showa-shuei.ed.jp/
〒261-0014 千葉県千葉市美浜区若葉1-2
☎ 043-272-2481
最寄駅/JR京葉線「海浜幕張駅」徒歩10分。JR総武線「幕張駅」・京成千葉線「京成幕張駅」徒歩15分。