私学探検隊

相模の自然豊かな環境で育む「10年後・20年後の自分」を実現する力

可能性を引き出す中高一貫カリキュラム

茶道

必修科目の茶道で日本文化を学び、礼節を身につける

新宿・横浜方面から電車で約30分の小田急線相模大野駅周辺は、駅前の再開発も進み、商業面のみならず、公共施設・教育環境ともに整備が進む、政令指定都市相模原を代表するベッドタウンです。駅より徒歩10分の立地ながら、東京ドーム4個分を有する本校のキャンパスでは、桜並木と銀杏並木が交差する中を生徒は登校し、紫陽花(あじさい)・金木犀(きんもくせい)・水仙(すいせん)と、四季の花々に囲まれて学校生活を送ります。
思考力・表現力の育成を重視した授業、個々の進度に即した補習体制等で、この春卒業した生徒の中には首都圏の国公立大学(東工大、横浜国大、首都大東京)や難関私立大学(早稲田大、慶應大、上智大)への進学者もいます。「10年後・20年後の自分」を視野に入れたキャリア教育で、それぞれの自己実現を目指す学校です。
中高一貫カリキュラムによる学力育成の中で、基礎確立期の中学1・2年次には、自学自習の習慣の確立を目指します。短期的・長期的な目標設定と学習計画、その振り返りなど、自身の学習をマネージメントすることで、到達時の達成感や次への課題意識へとつなげます。また基礎力の定着を図る補習やチューター常駐の自習室、発展的課題に挑戦する特別講習など、個々の学習に応じたサポート体制を整えています。
高校卒業後の進路では、併設の相模女子大学への内部推薦による進学も可能ですが、8割強の生徒が他大学への進学を目指し学習しています。高等部では、特進コース・進学コースの2コース、さらに文系・理系に分かれ、それぞれが希望する進路獲得に向けてきめ細かい指導をしています。中学部3学年に設置されている「特進準備クラス」は、高等部特進コースに直結するクラスとして、より高い目標獲得へ向けてじっくりと意識を高めながら、コミュニケーション能力の育成を意識した授業を展開しています。

女性教育のパイオニアとして

中学1年生・高校1年生には「茶道」が必修科目として置かれ、日本の伝統文化に触れ、物事に対して礼節をもって接する姿勢を学ぶ機会となっています。また各界の第一線で活躍されている方々の講演を伺う「講話」では、社会と自分とのつながりを意識し、「生きる道作り」の基礎にある自分たちの今の在り方を考えます。
多彩な行事活動では、生徒が主体的に考え意見を交わし、進めたり作り上げたりといった経験を重ねます。また「誰もがどこかで主役になる」ことを目標に、体育祭、相生祭(文化祭)のほかにも書き初め展、主張コンクール、合唱コンクールを実施し、切磋琢磨する中で友達が見せた成果を、ともに喜びあう姿が見られます。確かな学力とともに主体的に考え行動する力を培い、自らの力で自分の夢を描き、社会に貢献できる女性の育成を目指した教育活動を実践しています。

充実したクラブ活動

文化部、運動部ともにたくさんの部活動があります。中学生の主な活動実績では、運動部ではバスケットボール部とバトン部が関東大会に、吹奏楽部が県大会に出場しました。多数の生徒が部活動に所属し、クラスや学年を越えた先輩・後輩との交流からも多くの学びを得ています。

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

相模女子大学中学部・高等部
[学校HP]http://www.sagami-wu.ac.jp/chukou/
〒252-0383 神奈川県相模原市南区文京2-1-1
☎ 042-742-1442
最寄駅/小田急小田原線 江ノ島線「相模大野駅」徒歩10分。