私学探検隊

活発なクラブ活動に充実した施設。さらに、今年度から中1特進クラスも新設。真の「文武両道」が加速中!

全国レベルのクラブ活動が盛んで、近年、難関大学への進学実績が伸びている同校。さらに、2015年度から中1の特進クラスがスタートし、文武両道にますます磨きがかかっています。
そんな同校の放課後のキャンパスは、クラブ活動に熱中する生徒たちの元気な声があちこちから聞こえてきます。
「本校には同好会・課外活動も含めると、47のクラブ活動があり、施設・設備も充実しているので、目標に向かって活動できる環境です。生徒たちには、学業とクラブ活動のバランスをうまくとり、将来につなげていってほしいと願っています」とは、教務副部長の園家誠二先生。
今回は、中学校バスケットボール部と放送部にお邪魔しました。

◆中学校バスケットボール部(女子)

「昭和学院にはバスケがしたくて入学しました。チームの仲間とも競い合いながら練習することで成長し、その結果として、試合で勝つとうれしいですね」とは3年生のキャプテン。中学校バスケットボール部は、千葉県ではトップクラス、全国レベルの実力です。
しかし、顧問で監督の一関智子先生は、「中学生の本業は『勉強すること』です。その本業を怠らないうえでのクラブ活動なので、部員たちには『当たり前のことを当たり前にすること』と、指導しています」と言います。たとえば、学習や提出物を疎かにした場合、クラブ活動より学業を優先。クラブ活動の時間を削るとのこと。さらに、「正しい生活習慣を守ることも大切です」とも。「意外に思われるかもしれませんが、“朝練”はしていません。そのかわり、きちんと朝食を摂って授業に集中することを指導しています」(一関先生)
自らもアスリートだった一関先生は、「アスリートはクリエイティブでなければなりません。ですから、たくさんの本を読み、学習にしっかり取り組むことで、基礎となる教養を養ってほしいと思っています」と言います。そこには真の文武両道がありました。

◆放送部

放送部

副音声室からアナウンサーに指示を出したり、BGMを入れたり……と、抜群のチームワーク!

キャンパス内に放送センターをもち、毎週水曜日の昼休みには10分間の生放送『学院ニュース』を発信しているのが放送部です。放送部は中高一緒に活動しています。こちらもNHKの全国中学校放送コンテストの全国大会に出場するなど全国レベルですが、「コンテストは、日頃の放送活動の延長線で、活動の中心は毎日の放送活動です」と、顧問の藤原俊一先生。つまり、『学院ニュース』が全国大会の基本となっているのです。
「『学院ニュース』では、まずニュースになる事柄を取材して、映像を編集します。放送前日の火曜日には、何度も何度もリハーサルをし、集中力を高め、本番に備えるのです」(藤原先生)
放送部はアナウンスや朗読を担当する『読み班』とカメラや編集などを担当する『制作班』があります。「声を活かした仕事に就きたい」という夢を語ってくれた中3の女子部員は読み班。また、体験入部に来ていた中1の女子生徒は、「機械に興味があるので、制作班で活動したいです」と話してくれました。
本番に向け、それぞれの個性に合わせて役割分担し、またフォローし合ってリハーサルを繰り返します。本番では、副調整室で指示を出す人、BGMなど音声を担当する人、時間を計る人などが一丸となり、一つの番組を作ります。
ちなみに、放送部の中3生は全員が特進クラスだとか。こちらでも文武両道を実践していました。

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

昭和学院中学校・高等学校
[学校HP]http://www.showa-gkn.ed.jp/js/
〒272‐0823 千葉県市川市東菅野2‐17‐1
☎ 047‐323‐4171
最寄駅/JR総武線・都営新宿線「本八幡駅」・京成本線「京成八幡駅」徒歩15分。「本八幡駅」「京成八幡駅」・JR武蔵野線「市川大野駅」・北総線「東松戸駅」から京成バス「昭和学院」。