私学探検隊

スポーツを講義と実技で学び、会場で観戦 多彩な経験をしたイギリススポーツ教育研修

フランス人留学生と

フランス人留学生と

5つの競技を専門の指導者から学ぶ貴重な機会に
千葉日本大学第一中学・高等学校は、今年8月14日から24日まで、高1・高2の希望者を対象に、イギリスのブライトンでスポーツ教育研修を実施しました。この研修旅行はコロナ禍で多くの学校が海外研修を中止せざるを得ない状況が続いている中、新しい取り組みとして第1回が実現したものです。同校では運動部の活動が盛んなことから、運動部に所属する生徒など25人が参加しました。今回は同研修に参加したH・K君(高2、以下K君)とK・Sさん(高1、以下Sさん)にお話を伺いました。K君はアメリカンフットボール部に所属し、Sさんはラグビー部でマネージャーを務めています。スポーツと英語が好きな2人にとって、充実した10日間になったようです。
最初の1週間はイギリスのブライトンに滞在。月曜から金曜まで午前中は専門のコーチから競技の指導を受けました。バスケットボール、テニス、ラグビー、クリケット、サッカーを1日ずつ体験。「テニスが初体験でしたが、楽しかったです」(K君)、「私も初めて体験したクリケットが印象的でした。体の動かし方を具体的に教えてもらい、うまくこなせるようになりました」(Sさん)。月・水・木曜の午後は座学でスポーツマネジメント、リーダーシップ、競技の歴史についてなどの講義を受けました。「プロチームの監督やコーチの立場でのチーム運営やモチベーションの大切さ、選手同士でのサポートなど部活に取り組む上でもヒントになるような話がたくさん聞けました」(K君)、「リーダーシップ論は体育委員として体育祭でクラスをまとめた時のことを思い出しました。現地のプロチームのマネージャーの仕事の話も部活を続けていく上で参考になりました」(Sさん)。

本場のハイレベルな試合を観戦 フランスの生徒との国際交流も
1週目の火曜の午後にはサッカースタジアムツアーにも出かけて、プロチームの拠点を体感しました。そして、土曜の午後にはラグビーのクラブチーム、日曜はロンドンに移動し、サッカープレミアリーグの試合をスタジアムで観戦しました。「有名チーム同士の試合でレベルが高く、観客もたくさんいて、応援しているチームが点数を決めると盛り上がっていました」(K君)と臨場感あふれる試合の雰囲気を味わいました。
ブライトン滞在中、金曜の午後からフランス人留学生との交流会と研修の修了式がありました。「フランスの生徒たちとは研修期間中も交流する機会があり、昼食を一緒にとりながらお互いに英語を使って話し、楽しい時間を過ごしました」(Sさん)。
また、ブライトンでは2~3人ずつが1家庭でホームステイをしました。2人とも「食事がおいしかった」「ホストファミリーと楽しく過ごせた」と笑顔で話してくれました。「イギリス英語の発音や単語の違いなども学び、だんだん聞き取れるようになり、自信につながりました」(K君)。ロンドン移動後は観光や自由行動の時間もありました。期間中は感染対策に努め、参加者全員がPCR検査を陰性で研修を終えました。コロナ禍で行事や部活の大会が中止になるなど、制限のある学校生活を送ってきた中、同校ならではのプログラムで実現したイギリススポーツ教育研修。参加した生徒たちにとって、生涯忘れられない経験となりそうです。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

千葉日本大学第一中学校
[学校HP]http://www.chibanichi.ed.jp
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最寄駅/
東葉高速鉄道「船橋日大前駅」徒歩12分。新京成線「習志野駅」徒歩18分。新京成線「北習志野駅」・JR総武線(快速)「津田沼駅」から新京成バス「千葉日大一高前」ほか。

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