私学探検隊

夏の英語合宿で実践的な英語力を磨く

ネイティブ教員と相談しながら、最終日のプレゼンでの内容を決めていく

ネイティブ教員と相談しながら、最終日のプレゼンでの内容を決めていく

中1・2を対象に行う2泊3日の宿泊行事
「考えることのできる人」を校訓に掲げる横浜翠陵では、常に新しい課題に挑戦し、可能性を広げていくTHINK&CHALLENGE!をモットーとしています。
中学時代は基礎力養成期と位置付ける英語教育のTHINK&CHALLENGE!が、サマーイングリッシュキャンプ(SEC)です。英語力やコミュニケーション能力を高めることを目的に、中1・2を対象に2016年から実施しています。
2泊3日の英語合宿SECは、軽井沢に向かうバスの中から自己紹介などでネイティブ教員と英語での交流を深めていきます。「1学年約60人の少人数だからこそできる試みですが、コロナ禍でも生徒たちが楽しそうでホッとしました」(入試広報部長の庄大介先生)。

生徒6~7人に対してネイティブ教員1人が対応
授業でもネイティブ教員と日本人教員2名によるチームティーチング「Active Engish」(週2時間)を設けて実践的な英語力を養っていますが、SECでは生徒6~7人に対して1人のネイティブ教員が対応し、共に生活する中でより密度の濃いレッスンを展開していきます。「継続参加のネイティブ教員も多く、生徒たちに積極的に話しかけてうまく引き出してくれます」と庄先生。
SECの朝は体操から始まり、スポーツを楽しむレクリエーションタイムを挟んでリラックスしながら英語漬けの生活。学年・チームごとに異なるテーマに取り組むプログラムで、中1の課題は学校や施設の紹介、部活の紹介など、中2は観光地ガイド。授業で下調べした知識を基に3日目の英語プレゼンに向けて準備を進めていきます。
合宿中のプレゼン指導もネイティブ教員が担当します。英語でのやりとりが原則で、日本人教員はサポート役に徹して、生徒たちが英語を使わざるを得ない環境を作り出していきます。「英語が通じて楽しくなると、段々と声も大きくなって自信がついてきます。逆に、うまく話せなくてもっと英語を学びたいというモチベーションにつなげる生徒もいます」と、外国語科主任の鈴木絵恋先生。
約10分間のプレゼンでは最優秀賞以外に、「声が大きかったで賞」「スライドが面白かったで賞」などを作って生徒たちの努力を表彰します。
入学以来初の宿泊合宿で生徒同士の絆も深まり、合宿後の生徒たちからは、「もっと話せるようになりたい」「ニュージーランド研修が楽しみになった」など前向きの感想が多く聞かれました。

英語力をアウトプットするNZ海外教育研修
SECはまた、中3夏のニュージーランド海外教育研修(2週間/全員参加)へのステップアップと位置付けられています。
現地では原則一人1家族のホームステイを体験することで、食事の手伝いや掃除など、ホストファミリーとの触れ合いを重視しています。こうした経験が、日本での恵まれた環境への感謝の気持ちや達成感をもたらし、生徒たちの未来を支える原動力となっています。
「環境を整えてやれば、生徒たちは思考錯誤しながらも着実にステップアップしていきます」と庄先生。SECのプレゼンにしろニュージーランド研修にしろ、アウトプットの機会を数多く提供することが、生徒の可能性を引き出すTHINK&CHALLENGE!なのです。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

横浜翠陵中学校
[学校HP]https://www.suiryo.ed.jp/
〒226-0015 神奈川県横浜市緑区三保町1 Tel.045-921-0301
最寄駅/
JR横浜線「十日市場駅」徒歩20分。「十日市場駅」・東急田園都市線「青葉台駅」からバス「郵便局前」徒歩3分。相鉄線「三ツ境駅」からバス「霧が丘高校前」徒歩12分ほか。

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