私学探検隊

生徒が主体の文化祭三黌祭(さんこうさい)が3年ぶりに一般公開!

インタビューに答えてくれた文化祭運営委員のメンバー。左から山岸さん・飯島さん(高2)、橘川さん・野﨑くん・林くん(高1)。

インタビューに答えてくれた文化祭運営委員のメンバー。左から山岸さん・飯島さん(高2)、橘川さん・野﨑くん・林くん(高1)。

3年ぶりのリアル開催テーマは「リスタート」
コロナ禍の影響で、2年続けてオンラインによる文化祭を開催していた日大三中。特に昨年は、準備段階の途中でオンラインに変更になるという悔しい思いをしてきました。「早くまた一般公開できるようになってほしい」、そんな生徒たちの願いが届き、この秋3年ぶりにリアル開催が実現することに。今回は今まさに準備で大忙しの文化祭運営委員の5人に“三黌祭”に賭ける思いを聞いてみました。
小学生のときに訪れた三黌祭の活気に魅了され、同校を受験したという飯島彩乃さん。「今年は人数制限なく、誰でも来校できるので、たくさんの人に来て欲しい」と意気込みを見せます。3年ぶりのリアル開催となる今回の三黌祭のテーマは「リスタート」。「再び走り出そう!という気持ちを込めて、校舎の装飾に紙飛行機を取り入れてみることにしました」と装飾係の林亮太朗くん。三黌祭はプログラムの運営から校舎の装飾までのすべてを生徒たちが行い、創意工夫しながら創り上げていきます。

生徒一人ひとりが主役の主体性を重んじる校風
在校生にはもちろん、毎年来校者も楽しみにしているのが、各クラスの出し物や部活動の発表です。例年人気を集めているのがお化け屋敷とフォトスポット。なかには教室をジェットコースターに変えてしまうクラスも。そんな各クラスの様子をリポートするのが取材班です。「今は毎日、各クラスの準備風景を撮影しています。日に日に完成に近づき、いよいよ始まるんだなとワクワクしています」と取材班の野﨑奏大くん。そして、取材班が取材したものを学校のHPに更新していくのが、広報係の飯島さんの役目です。
三黌祭はクラスの出し物や部活動の発表の他に、有志参加によるステージ発表もあります。「この学校にはいろいろな才能を持った個性豊かな生徒がたくさんいるんです」、そう話すのは、野外ステージの運営を担当するイベント係の橘川果音さん。こうして、各担当に分かれ準備を進めています。そして、全体をまとめるのが運営委員長の山岸彩花さんです。「私は高校から入学したので、リアルな文化祭は今回が初めて。なので、自分に委員長が務まるのだろうかという不安もありました。ですが、前年の運営委員会で一緒だった先輩たちにアドバイスをいただき、今年の運営委員会のメンバーに支えられてここまで来ることができました。今は当日が待ち遠しいです」
勉強も部活動も、そして学校行事も全力で頑張る同校。主体性を重んじる校風は、先輩から後輩へと脈々と受け継がれているようです。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

日本大学第三中学校
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