私学探検隊

合言葉は「勉強もクラブ100対100」!クラブ活動と勉強の両立で充実した学校生活で難関大学へ多数合格できる実力を養う

充実した運動施設・設備を完備
打ち込めるクラブが必ず見つかる

最難関大学への進学者数を大幅に伸ばしている東京都市大学付属中学校(世田谷区)。豊富な理科実験レポートや、中3の1年間をかけて取り組むキャリア・スタディ、中期修了論文など、自ら考え探究し、表現する力を伸ばす取り組みが多く実践されている学校です。加えて、アメリカ西海岸研修旅行(高1必修)、 中3希望者対象のニュージーランド3カ月ターム留学、マレーシア異文化体験プログラムなどの多彩な海外研修の機会や、1学年に40~50名ほどが在籍する海外帰国生との日常的な交流・刺激を通じ、世界でたくましく生きる力を育んでいます。
そんな同校のクラブは、運動系から文化系まで幅広く、中学で25種類以上。原則週3回の活動日数は、他校と比べると決して多くはありませんが、サッカー公式戦でも使われる照明付きの全面人工芝グラウンドや2階建て体育館、トレーニングルーム、学校からバスで10分ほどの硬式野球場やテニスコートが設置された総合グラウンドなど、充実した施設・設備を生かして精力的に活動しています。

中1からのキャリア教育で大学進学に目的意識を

中高が一緒に活動するクラブも多く、中学生は高校の先輩の姿を間近で見て、刺激を受けます。スポーツの技や趣味の知識を得るのはもちろん、「毎日の授業とクラブ活動のどちらも全力で取り組むのが当たり前」という校風を受け継いでいきます。
「本校での進路指導は、大学入学だけを目指しているわけではありません。将来の職業選択や生活設計も視野に入れたキャリア指導を中学段階から始めます。“どの大学のどの学部で学ぶことで、自分が将来やりたいことを実現するか”という、目的意識がはっきりします。それが、好調な進学実績にも直結していると考えています」(塚田敬一先生)
クラブとの両立で時間の使い方や勉強方法を自ら考える力も習得。
「中1、中2では、1週間の予定を手帳に記入して、タイムマネジメントの習慣を徹底。2年間で自分なりのリズムをつかめるようになり、中3以降は自然に勉強とクラブが両立できます」(塚田先生)英語の習得に熱心な生徒も多く、高1で英検準1級以上を持つ生徒は13%(2020年度)です。
「英語を母語並みに話すクラスメートの影響で、自分も話せるようになりたいという意欲につながっています」

今回、クラブ活動の取材に応じてくれた剣道部の吉野玄(はるか)くん(高3・Ⅱ類)は、「高2の2学期からは塾に通って本格的に受験の準備をスタート。夏休みの引退試合まで、クラブと両立していきます。剣道部で6年間頑張れたことが自信にもなり、受験勉強もその精神で乗り切ります」と語ります。

一方、生物研究部の鷲辺慧(けい)くん(高2・Ⅰ類)は、「生物研究部では、自分でテーマを決めて研究し、それをレポートにまとめたり発表したりします。普段から自分の考えをまとめる訓練をしていることで、高1で行う『中期修了論文』のようなまとまった文章を書くのにも役立っていると思います」と言います。
コロナの影響を受けた昨年度。同校では、コロナ対策を万全に行いながら、ほとんどの行事を実現してきました。クラブや行事も学びの糧にする。そんな都市大付属中学の魅力を学校説明会でぜひ体感してください。

難関大学合格は昨年度比200人以上増

今春卒業したⅡ類・Ⅰ類のコース制導入3期生は、文武両道を成し遂げて、昨年度より200人以上多い、過去最多の難関大合格者数となりました。コロナという不安定な受験環境下でも、的確な受験指導と学校生活で養った強靭な精神力が結果に結びついています。

夢中になれることを追求しながら学業と両立!

生物研究部

自分の興味に合わせて、さまざまな研究や実験が楽しめる

生物研究部では班、個人でそれぞれ研究テーマを持ち、週3回(通常時)活動。鳥、水生生物、昆虫など、自分の興味に合わせて研究ができます。新入生勧誘や文化祭では、解剖などのデモンストレーションや研究発表を実施。毎月のフィールドワークや夏休みの合宿など校外活動も充実しています。

入試前の学校見学で豚の頭の解剖をしているのを見て、生物研究部に絶対、入ろうと決めました。中1も文化祭の準備に積極的に参加して楽しむことができました。 (岩井くん)

昨年度はコロナでクラブ活動を本格的に始められたのは、秋からでした。今は昆虫班に所属。個人研究では自分で調べたり、先輩に教わりながら魚を研究中です。 (乙津くん)

理科室などの設備も充実して、自分の好きな研究を楽しめます。先輩・後輩が一緒に活動する班研究も自由な雰囲気で楽しめて、学年を越えた交流ができます。 (鷲辺くん)

先輩や今年入学したばかりの後輩とも、いろいろ協力しながら研究できるのが楽しいです。自分が好きな鳥の観察や研究に没頭できてとても充実しています。 (山岡くん)

剣道部

武道の精神を学び、心身を鍛錬できる

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今年度の剣道部は中2~高3までは15人。通常は週3回、アルママタ・ホールで活動しています。団体戦では毎年、都大会出場を果たす実力を持ち、クラブ全体のまとまりのよさが魅力でもあります。自分たちで練習内容を決めるなど自主性を持ち、礼儀作法や集中力が身につくのも剣道部ならではです。

剣道部は、中学から始める初心者がほとんどです。正座などの基礎中の基礎から先輩が丁寧に教えるので、誰でも安心して入部できます。剣道の精神を身につけながら、体力的にも勉強とバランスよく両立できるので、充実した学校生活が過ごせるはずです。6年間、剣道をやり抜くことで、その後に控える受験にも負けない心の強さも身につきます。今は受験勉強が本格的になって忙しいですが、剣道がほどよい息抜きになっていて、続けていて本当によかったなと思っています。 (吉野くん)

「まだまだある!都市大付属のクラブ一覧」
運動部
硬式野球部 軟式野球部 サッカー部 硬式テニス部
卓球部 水泳部 バドミントン部 少林寺拳法部
バスケットボール部 剣道部 陸上競技部 ハンドボール部
(高のみ)
アメリカンフットボール部
(高のみ)
フラッグフットボール部
(中のみ)
フットサル部
(高のみ)
競技スキー部
自転車部(高のみ) 柔道部 ゴルフ部 アイスホッケー部
(中学同好会)
文化部
吹奏楽部 自動車部 天文部 エレクトロニクス研究部
鉄道研究部 マルチメディア研究部 将棋部 軽音楽部(高のみ)
美術部 生物研究部

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

東京都市大学付属中学校
[学校HP]https://www.tcu-jsh.ed.jp/
〒157-8560 東京都世田谷区成城1-13-1
☎ 03-3415-0104
最寄駅/
小田急小田原線「成城学園前駅」徒歩10分。東急田園都市線「二子玉川駅」・東急大井町線「等々力駅」・JRなど「渋谷駅」からバス「東京都市大付属中高前」。

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