Netty Land(ネッティランド)「私立中高一貫校の魅力」がわかる教育情報サイト


  • ログイン
  • Myページを作る

ノーミスの演技を目指して切磋琢磨する6年間。心が通い合う人間関係を築ける風土が自慢。

2014.12.12

森村学園中等部・高等部新体操部
ノーミスの演技を目指して切磋琢磨する6年間。心が通い合う人間関係を築ける風土が自慢。

森村学園中等部・高等部新体操部

▲技と技とをつなぐ動きの美しさや、表現の独創性にこだわった作品が同校の特長。

フープ、ボール、クラブ、リボンなどの手具を使い、その特性を活かした技や演技で音楽を表現する新体操。美しい演技をするには「手具の操作」×「体の動き」×「柔軟な体」の習熟が欠かせません。5人で演じる団体競技では、息の合った手具の交換や演技ができるようチームワークを磨くとともに、本番でミスなく力を発揮する集中力を高め合うことも求められます。

学生時代に新体操部で活動し、団体競技の楽しさややりがいを実感していた小野信予先生は、ダンス部を母体に創部。未経験からでも新体操を楽しみ、作品に取り組めるよう工夫をすることで、中高ともに全国大会(団体)で勝負できるレベルにまで引き上げました。

工夫の一つは「全員で取り組むこと」です。文化祭の演技発表はもちろん、大会に向けての作品練習も、正選手で構成されるAチームにかぎらず、5人1組のチームをつくって、全員で取り組みます。伸びている選手がいれば随時入れ替えるなど、目標をもって切磋琢磨できる環境を整え、レベルアップを図っています。
もう一つの工夫は「生徒に考えさせること」です。マットで練習できるのは1チーム。そのほかのチームは、限られたスペースでの自主練習が主になります。Aチームも例外ではありません。その時間の使い方で伸び率が変わるため、生徒は今、なにをすべきかを一生懸命考えます。Aチームのリーダーを務めた平田さん(高3部長)は「日々そういう活動をしていると、時間も考慮して最善の練習を決めることができるようになります。ノーミスの演技を目指すには、心から理解し合うことが必要なので、5人で泣きながら本音をぶつけ合い、足りないものを確認したこともあります」と振り返ります。

「そうした活動ができるのは、6学年が一緒に活動できる中高一貫校のメリットです。演技をはじめ、挨拶、礼儀、練習への取り組み方……。すべてに高校生が手本を示してくれるので『私も○○先輩のようになりたい』という憧れを原動力に、充実した活動ができていると思います」

作品づくりにも、生徒のアイデアや意見を積極的に取り入れて、完成度を高めていく小野先生。妥協することなく、高いレベルを求めながらも、常に生徒に寄り添い、あたたかい目で見守っているから、生徒との関係は良好です。「他校の先生に『親子みたいだね』とよく驚かれるのですが、生徒が礼儀をわきまえながらも、先生や先輩に対して素直に自分を出すことができるのは、森村学園の校風によるところが大きいと思います。先輩・後輩も姉妹のような関係。新体操を通じて築いた確かな絆は、人生を支える宝物になっています」(小野先生)

人とのかかわりが濃い!だから磨かれる!

増田栞奈さん(中3/中学部長)

増田栞奈さん(中3/中学部長)
小1から新体操を始める。文武両道を目指せる森村学園を第一志望で受験し、希望をかなえた。中1から新体操部で活動する傍ら、外部のクラブでも腕を磨いている。得意の英語を伸ばすことも目標の一つ。

ノーミスで演技ができた時の達成感は「生きててよかった」と心から思えるほど大きなものです。その気持ちを味わいたくて練習に励んでいますが、中学入学を機に部活動でも新体操に取り組み、成長を実感しています。部活動にはクラブチームでは得られない学びや気づきがあるからです。朝から生活をともにし、お互いの長所、短所を理解すると、仲間への声かけやアドバイスが変わりました。ありきたりの言葉ではなく、その人に合わせて声をかけることができるので、相手の心に響くのです。文化祭の演目を決める際には、みんなが納得する結論を出さなければなりません。そのためには顔を合わせてコミュニケーションを重ねることが大切だと気づきました。周囲の人への気づかい、挨拶など「人としての基礎基本がしっかりしていなければ、全国大会は狙えない」という先輩の言葉を胸に刻んで、高等部に進学後はインターハイ入賞を目指して頑張ります。

喜怒哀楽を分かち合える素晴らしい部活に感謝!

平田鈴奈さん(高3/高校部長)

平田鈴奈さん(高3/高校部長)
幼稚園から森村学園で育ち、小4から外部のクラブで新体操を始める。中1から新体操部で活動。先輩の演技に憧れてAチーム入りを目指す。2014年全国選抜大会4位。インターハイ出場。長崎国体でも神奈川選抜のチームリーダーを務めた。三姉妹の二女で、姉、妹(中1)も同校新体操部。

入部後、先輩の姿に憧れて、Aチーム入りし大会で演技したいという気持ちが高まりました。大会は1本勝負です。手具を投げたり、受けたりするので、ノーミスで演技できた回数は6年間で5、6回でしょうか。個々の努力はもちろん、チームメイトを理解し、互いにカバーし合いながら安定感を高めて、大一番で最高の演技ができなければ大会を勝ち抜くことはできません。私たちも衝突を避けて、うまくつきあっていた時は演技が安定しませんでした。チームリーダーとして一番苦しかったのは、今年6月の関東大会でミスをおかし悔しい思いをした時です。2週間後にはインターハイ予選があり、そこで負ければ引退という瀬戸際に立たされて、ふがいなさを猛省しました。私たちが大会を目指せるのは部員全員のおかげです。応援の人たちに感謝の気持ちを伝えることで、応援も含めたチーム一丸となっての演技を行うことができ、インターハイへ駒を進めることができました。ここまで頑張れたのは、新体操の演技で味わえる「やりきった」という感動の大きさと、信予先生からいただく「よく頑張ったね」というほめ言葉がなによりうれしかったからだと思います。多くの時間をともに過ごし、泣き顔、寝顔など素の顔を見せている仲間。無言になっても気を使わなくてもいい仲間は、いうまでもなく一生の宝物です。

顧問の小野信予先生(保健体育科教諭)

▲顧問の小野信予先生(保健体育科教諭)

●DATA●
森村学園新体操部の活動
部 員 数:中高48名
活 動 日:週6日(水曜休)
活動時間:平日16:00~18:10(完全下校)、土日は3時間
活動場所:高等部体育館
活動実績:【中学】2013年度全国大会(団体戦)8位、2014年度関東大会、関東ジュニア大会出場【高校】2013年度関東大会優勝、全国選抜大会4位入賞、2014年度インターハイ(団体戦)13位
★文化祭では部員全員によるパフォーマンスを披露する。心を磨くため、体育館周辺の朝清掃(交替制)にも取り組んでいる。

最新の記事
カテゴリ
バックナンバー