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アーチェリーで全国大会を目指すには、集中力を切らすことなく頑張り続けることが大事。自分の気持ちをコントロールする力を磨こう!

2013.06.19

東海大学付属相模高等学校アーチェリー部
アーチェリーで全国大会を目指すには、集中力を切らすことなく頑張り続けることが大事。自分の気持ちをコントロールする力を磨こう!

東海大学付属相模高等学校アーチェリー部 加藤雄大さん加藤雄大さんがアーチェリーに出会ったのは中1の時でした。高校生にならないと入れないクラブなので、中学時代は卓球部に所属。団体戦のメンバーに選ばれ、県大会にも出場しましたが、「高校でアーチェリーをやるという意志は揺らがなかった」と言います。その挑戦が、今の加藤さんを育みました。アーチェリーが持ち前の負けず嫌いを引き出し、頑張る力を与えたのです。「弓を引くには力が必要なので、最初は筋力のある子が出てくるのですが、試合では多くの矢を射るので安定した力を発揮することが求められます。そのためには力任せではなく、必要な筋力と関節を使って矢を射ることが必要です。精神的な起伏も少ないほど安定するので、1本1本、考えながらこつこつ練習を重ねられる子が後々伸びてくるんですよ」(顧問/徳原先生)。加藤さんも1年目は目立つ選手ではなかったそうですが、2年目から頭角を表し、この3月に念願の全国大会出場を決めました。
この高い目標を達成できたのは、早くに目標の先輩を見つけてイメージをつくり、「18mは(同級生の中で)5番目に上がったけれど、30mでは1番に上がるぞ」と、具体的な目標を設けて練習に取り組んできたからに違いありません。「先輩、後輩の区別なく話ができる仲のいい部活ですが、(アーチェリーに対する)一人ひとりの意識は高いと思います。そういう環境や、短時間集中を繰り返すアーチェリーの競技性も自分に合っていたと思います」。最高学年になり、後輩指導にも積極的に取り組むようになったという加藤さん。大学でアーチェリーを続けるためにも、さらなる強さを身につけることを目標に頑張っています。

加藤雄大さん(高3)の全国大会への道のり

東海大学付属相模高等学校アーチェリー部 加藤雄大さん

高校からアーチェリーを始めた。高1の春合宿を機に頭角を表し、現在はエースとして活躍が期待されている。2012年度全国高校選抜大会出場

アーチェリーとの出会い
高校からアーチェリーを始めた。高1の春合宿を機に頭角を表し、現在はエースとして活躍が期待されている。2012年度全国高校選抜大会出場
珍しいクラブなので興味を持ちました。3年間待ち遠しかったのですが、いざ入部すると数ヶ月間はランニングや筋トレ、ゴムチューブを引いてのフォームづくりが中心でつらかったです。モチベーションが上がったのは自分の弓を持ってからでしたが、練習用の軽い弓のようにうまく扱えず、最初は不安でした。

全国大会が目標になったのはいつ?
1つ上の代が強く、朝礼で表彰されていたので、「いつか自分も」という気持ちは早くからありました。同期に負けたくないという気持ちを力に頑張りましたが、高1の夏に50mを打てれば誰でもエントリーできる大会に参加したら、試合で力を発揮することの難しさを思い知らされました。自信がついたのは高1の春合宿です。70mに挑戦し、点数を取れたことで、もっと頑張ろうと思いました。

今年3月に目標を達成!! その原動力とは
全国選抜大会に出場できるかどうかは、新人大会や(9月)や関東選抜大会(11月)の結果によります。そこで力を発揮できたのは、高2の夏に行われた国体のジュニア選抜合宿に参加できたのが大きかったと思います。初めて他校の選手と一緒に生活し練習したことで、強い選手になりたいという思いが一段と強くなりました。

全国大会に出て感じたこと
視野が広がりました。うまい選手が多く、今のフォームでは太刀打ち出来ないと感じました。それからは、押し手はどうする、矢を放つ瞬間はどうすると、細かい部分を注意するようになりましたし、他校の先生にも教えてもらう機会があるので、それも大事に練習しています。

今の目標
自分なりに、理想のフォームをイメージできているので、それに近づくよう意識することと、人よりも数多く打つことを心がけています。目標はインターハイ(団体)に出ること。個人的には神奈川の代表として国体に出たいです。3名の狭き門ですが頑張ります。

アーチェリー競技の魅力
アーチェリー(洋弓)は的を狙い撃ち、矢が当たった場所の点数を加算して競うスポーツです。的までの距離は男子が最長90m、女子が最長70mです。中学・高校の大会は、男女とも50m、30mの距離から各36射(計72射)・720点満点で競う「50m、30mラウンド」や、70mの距離から72射・720点満点で競う「70mラウンド」が一般的です。的中率を高めるためには、よりよいフォームを身につけ、コンスタントに矢を打ち続けるための技術や体力、精神力を養う必要があります。また、弓には的中性を向上させるアクセサリーを取りつけることができるので、カスタマイズしたり調整したりして工夫するのもアーチェリーのおもしろさの一つです。

顧問の先生が語る
東海大学付属相模高等学校アーチェリー部の活動

東海大学付属相模高等学校アーチェリー部先輩が後輩に指導するかたちで活動しています。生徒の自主活動が中心ながらも、2011年度まで11年連続でインターハイに出場するなど、実績を残しているので、高校から新しいことにチャレンジして、全国大会を狙いたいという選手にはうってつけのクラブだと思います。弓を引けるようになるまでは全員同じメニューで練習しますが、18mで一定の点数が出たら、フォームづくりやウォーミングアップのために行う近射(2〜3m)だけでなく、30mや50mの練習にも参加できます。関東大会やインターハイは70m×72射の合計得点で競うため、一人ひとりが目標をもち、メニューを決めて、ひたすら矢を射ることで、フォームづくりや精神力を磨いていきます。アーチェリーに特別な運動能力は必要ありません。自分に甘えることなく、こつこつと練習を積み重ねることが大事。それが苦手でもアーチェリーを通して努力する習慣が身につくので、やりがいのあるクラブだと思います。
(顧問/高橋秀太郎先生、徳原麻莉子先生、青木達郎先生)

●DATA●
部 員 数: 高校34名(1年生は未加入)
活 動 日: 週6日(日曜は試合の場合もあり) ※ 夏・春合宿あり(4泊5日)
活動時間: 平日/16:00〜19:00、土曜/8:30~16:00
活動場所: 校内のアーチェリー場(50m)

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