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“国語力”がすべての教科の基礎! 図書館を活用し、読書経験を重ね、教養を深める

2021.11.30

「100字要約」で読解力と文章力を養う

「本校の入試では、判読できない文字や漢字の間違いは『△』ではなく、『×』にします」と明言している大宮開成。また、読書への扉となる図書館は2階建ての独立した建物。国語力を重視している様子がうかがえます。図書館を活用し、国語力と教養を高めようしている同校の国語教育について、国語科の小林絢子先生と堀口賢司先生にお話を伺いました。
「国語はすべての教科の基礎です。本校では国語力を伸ばすため、中1・2、中3・高1、高2・3の3つのステージを生かして、それぞれのテーマで指導しています。とくに重視しているのは第2ステージ(中3・高1)です」と言うのは小林先生。
中3で仕上げたい力は「100字要約」。堀口先生は、「文章を読んでまとめることは、大学入試にもつながり、この力がないと読解力も伸びません。まず生徒には『読む』とはどういうことなのか説明しています」と言います。要約にはB5の紙1枚を使用。キーワードを書き出し、整理し、文章を組み立てていきます。
「“てにをは”にも気をつけ、推敲し、まとめるのですが、生徒たちも『書けるようになりたい』と前向きに取り組んでいます」(堀口先生)
中3と高1で高1の内容(国語総合)に取り組みます。小林先生は、「国語総合の授業は駆け足になりがちで、教科書にある作品をじっくり鑑賞する余裕はありません。しかし、本校ではより多くの読書体験をしてほしい、古典などもじっくり味わってほしい、と考えています。そのため2年間かけるのです。また読書経験を増やし、教養を身につけ、何かを感じ取る。高2、高3になったとき、自分の読書歴を語れるようにしたいのです」と言います。
第3ステージ(高2・高3)では、演習や小論文対策など大学入試に向けての授業が中心となります。
「小論文対策ではテクニックは身につきます。しかし、教養がなければ中身があるものが書けません。このような理由からも第3ステージにあがる前にじっくり本と向き合う時間を設けているのです」(小林先生)

月に1回は図書館で調べ学習

図書館の利用法は入学後、オリエンテーションで学びます。また、日本十進分類法ごとに順番で本を借り、さまざまなジャンルの本に挑みます。さらに、中学生には朝読書の時間もあり、「友達に本を紹介しよう!」などのプリントも用意。
「中学では月に一度程度図書館で授業したり、朝読書の時間に本に親しんだりしますが、読書量が減りがちな高校でも古文では、図書館で一つの和歌について調べ、考察し、じっくり鑑賞するといった授業を展開するなど工夫しています」(小林先生)
日常的に書く機会も多いです。
「本校には生活記録ノートがあり、そこには読書記録も記入できるようになっています。また、中3と高1には読書レポートを課すようにしています」(堀口先生)
さらに2月に行われる「開成文化週間」では探究のプレゼンも。
「今年度、探究での調べ学習は本などの活字に限定し、安易なネットのコピペは禁止しました」(堀口先生)
「国語力をつけてほしい」「読書を通じて教養を身につけてほしい」「思考力を高めてほしい」という国語科の先生方の熱意が、国語の授業を日々新しいものにしています。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

大宮開成中学校
[学校HP]https://www.omiyakaisei.jp/
〒330-8567 埼玉県さいたま市大宮区堀の内町1-615 Tel.048-641-7161
最寄駅/
JRなど「大宮駅」徒歩25分。「大宮駅」から国際興業バス7分
「天沼町」。登校日朝にはノンストップ直行便あり。

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