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2021年春、文京区に 新しい広尾学園が誕生!

2020.07.27

広尾学園との教育連携で注目の村田学園。2021年度より、校名を「広尾学園小石川中学校・高等学校」に変更して共学化し、中学校の募集も新たなスタートを切ります。斬新なグローバル教育や理数教育で知られる広尾学園の力を得て、女子教育に長い伝統を誇る村田学園が、新しい教育を展開していきます。文京の地に誕生する広尾学園とはどんな学校なのか、初代校長に着任した松尾廣茂先生(前・広尾学園中学校・高等学校教頭)にお話を伺いました。

村田学園の歴史・伝統を継承し新たに始まる広尾学園

創立111年を迎えた村田学園は、2018年より広尾学園との教育連携を進めています。その延長線上に2021年の共学化、校名変更があるといいます。「広尾学園小石川は、広尾学園が積み上げてきた教育を、新しい地で展開していく学校です。新しい時代を生きていく子どもたちに、広尾学園と同等・同質の教育を提供していきます。村田学園の創立者村田謙造先生は、商業簿記を確立し、日本社会に大きく貢献された方です。社会に貢献できる人材の育成を建学の精神としてきた村田学園の思いを継承し、広尾学園小石川でも、この時代にふさわしい形で社会で活躍できる子どもを育てていきたいと思っています」(松尾先生)

社会を力強く生き抜くためのチャレンジ精神の育成

国内大学キャンパスツアー。アプリ開発講座や研究者によるスーパーアカデミアなど多彩なプログラムを体験する

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グローバル化とAI化が進む社会。多くの仕事がAIに奪われ、新しい仕事もグローバルな規模で展開されるようになります。このような社会で重要なのが、チャレンジ精神だと、松尾先生は話します。「本校ではチャレンジ精神の育成に最も力を入れていきたいと考えています。そのためにも、『本物に触れる』体験をたくさん用意し、海外の大学ツアーやキャリア教育の幅も広げたいと考えています。本物に触れた経験を、自分だけの幸せにとどめるのではなく、世の中に還元していける、そんな人に育てていきたいと考えています」キャリア教育や中高大連携プログラムは、すでに広尾学園で年々進化を遂げ、実績を築いています。姉妹校である広尾学園の充実したプログラムを存分に活用し、本物との出会いを創出していくそうです。
チャレンジ精神育成の方針は、ICT利活用にも色濃く表れています。「ICT環境の整備は今や当たり前の時代です。本校でも、入学後全員にMacbookを持たせ、様々な授業で活用していく予定です。与えられたアプリケーションを使いこなすだけでなく、どんなアプリケーションが世の中に必要かを考え、開発していけるようになってもらいたいと思っています。社会的課題の解決につながるアプリ開発プログラムの導入も想定しています。『今世の中になければ自分が作る』というチャレンジ精神を育てることにつながっていくと考えています」(松尾先生)

小規模運営は広尾学園小石川ならでは!

同校では、広尾学園の半数に当たる1学年120名を予定しています。小規模運営だからこそ実現できる教育的効果について、「生徒同士の交流はより活発になるはずです。小規模だからこそ実施できる行事や対応をしていきたいと思っています。多数の中の一人ではなく、少数の中の一人となれば、コミュニティが凝縮され、生徒同士が直接関わる機会も増えてくるでしょう。これは、むしろ勉強であり、教育理念として掲げる『自律と共生』につながります。世界に羽ばたいていけば、いろんな社会・文化の壁にぶつかったり、いろんな考えの人と関わることになります。そういった人たちと一緒に仕事をしてくためのコミュニケーション能力・マインド・スキルの種を、中高時代に蒔いておきたいと考えています」(松尾先生)

広尾学園と同質の教育を担保する組織人事と教員研修

このような教育を進めていくに当たり、最も重要なのが「教職員の資質・能力の向上」だと松尾先生は話します。「学校改革の変革期には、教職員の意識改革が最も重要です。昨年、広尾学園から田邉裕前校長が本校の学園長に就任したのをはじめ、教職員8名がすでに本校に異動しています。また、他校で進学指導実績のある教職員4名を外部から招聘しましたので、教職員全体の3分の2が入れ替わりました。外国人教員の採用も計画的に進めており、広尾学園での経験を生かして、今年から本校で活躍しています。2021年度を迎える時には、広尾学園からさらに14名が異動します。外部から実績のある教員の新規採用も進めます。新規採用の教職員には、まず広尾学園での研修を受けていただき、教育体制の強化を図っていきます。教員人事の面でも、入学してくる子どもたちが、スタートから広尾学園と遜色ない教育を受けられるよう、万全の準備を整えています」

難関大学進学を目指す本科コースとインターナショナルコース

同校では、国公立大学・難関私立大学を目指し先取り学習で効率よく学力を伸ばしていく『本科コース』と、基本的な授業をすべて英語で行うアドバンストグループ(AG)と、基礎から英語力を伸ばしていくスタンダードグループ(SG)からなる『インターナショナルコース』の2つを設置します。「広尾学園と比較するならば『医進・サイエンスコース』以外の2つのコースを設置することになります。広尾学園の教育を受けたいと考えていて、この場所なら通学が可能だという受験生の期待にお応えするのが本校です。広尾学園と同等、もしくはそれ以上の教育機会の提供をこの文京区で目指します。インターナショナルコースでは、AG生40名、SG生40名はそれぞれ20名ずつに分かれ、AG生20名+SG生20名のクラスが2クラスできることになります。担任は、日本人教員と外国人教員の2名体制にします。担任やクラスの半数の生徒が英語を日常的に使う環境の中で、日々英語のシャワーを浴び続けていくわけです。SG生も、中学1年の1学期の終わりには外国人担任が英語で話す伝達事項を理解できるようになります。中学3年終了時の目標は、英検準1級合格です」(松尾先生)

学校生活のすべてから「異文化」や「多様性」を体感する環境

「1学年の3分の1が異文化で育った生徒になるわけですから、授業中はもちろん、部活動や学校行事を含めて、学校生活のすべてがSG生や本科コース生の刺激になります。自分たちの研究成果をプレゼンする広尾学園の文化祭では、AG生に刺激を受け、あえて英語でのプレゼンに挑戦するSG生や本科コース生も多いですね。外国人教員に率先して発音を確認しに行ったり、AGの同級生に英文原稿をチェックしてもらう光景があちらこちらで見られます。これが、まさに『自律と共生』ということだと思います。広尾学園小石川は生徒数が少ない分、生徒同士の関係もより密接になるでしょうから、広尾学園以上のよさがさらに発揮されることを期待しています。英語が受験科目ではなく、第二外国語となるようなイメージで卒業していってほしいですね」(松尾先生)
松尾先生をはじめ、広尾学園の共学化を経験した多くの教職員が、万全の準備を整えて、自分の夢に挑戦する受験生を待っています。「広尾学園小石川の自慢は何かと問われたら、『教職員の資質能力の高さ』と答えられるようにしていきます。そう答えられるからこそ、保護者と志を共にすることで、一番自慢できる生徒たちが育っていくのだと思っています」(松尾先生)新たな歴史を刻み始める同校に注目です。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

広尾学園小石川中学校(現・村田女子高等学校)
[学校HP]https://hiroo-koishikawa.ed.jp/
〒113-8665 東京都文京区本駒込2-29-1 Tel.03-5940-4187
最寄駅/
都営三田線「千石駅」より徒歩2分。東京メトロ南北線「駒込駅」より徒歩12分。
JR山手線「巣鴨駅」「駒込駅」より徒歩13分。

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