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アットホームな雰囲気の中、全国レベルの実力を身につけ活動中!論理的思考、複眼的視点、コミュニケーション力で、今年も全国大会を目指します!

2014.06.25

昨年、「ディベート甲子園」関東甲信越地区予選で準優勝、全国大会に出場したディベート部。試合は、一つの議題について肯定側と否定側に分かれ、それぞれメリットとデメリットを提示。相手の議論に対して、質問や反論を繰り返しながら、どちらの議論がよりジャッジ(審判)を説得させたかを競うものです。
ディベート甲子園は、2月にその年の議題が発表され、6月、7月に地区大会、8月に全国大会が行われます。さらに大会は、11月に秋季大会、翌年3月に春季大会と続いていきます。今年度のディベート甲子園の論題は、『日本は捕鯨を禁止すべきである。是か非か』というもの。肯定側になるか、否定側になるかは、試合直前に振り分けられるそうです。
取材に伺った日は、否定側として、反論について学んでいました。まず、春季大会時の他校の肯定側の意見をテープで聞きながらメモを取ります。その後、顧問の筑田周一先生が、肯定側の「鯨の殺し方が残酷だ」「自然のままが動物の権利だ」という主張に対し、「では、マグロだったらいいのか? 牛や豚だって自然のままで生きる権利があるのではないですか? また植物も痛みを感じるという研究もあります」などと反論を組み立てる際のヒントを提示します。そして、「審判が『なぜ鯨だけに“殺し方が残酷だ”とか“自然のままでいるのが動物の権利だ”というものを当てはめなければいけないのか、わからない』と疑問をもつように否定側に有利になる質疑をつくっていき、さらに、それを補強するような資料を見つけるのです」と指導していきます。
筑田先生は、ディベート甲子園で審判を務めるほか、全国の学校をまわり、ディベートの指導をする第一人者。そんな筑田先生のヒントや問いかけに対し、部員たちは「植物に痛みがあるということは、ニンジンやダイコンにも感情があるのですか?」「人間が食べるものがなくなってしまいますよね」と意見を述べます。
「昨年、彼女たちが地区大会で準優勝した時の審判のコメントが、『非常に落ち着いている』というものでした。ディベートには“コミュニケーション点”というものがあり、これは、どれだけ相手とコミュニケーションをとろうとしていたかを見るものです。たとえば、どれだけ優れた議論でも原稿ばかり見て下を向いていてはダメ。コミュニケーション点でどれだけ点数を上げられるのか、ディベートにはそういったゲーム性もあるのでおもしろいのです」(筑田先生)
中2の廣瀬美音さんは、「コミュニケーション点がもらえてうれしかったです。今年も全国大会を目指します」、同じく中2の平郡すみれさんは、「今年はもっとコミュニケーション点を上げられるよう頑張ります」と言い、中3の伊藤有栄さんは、「今年は全国3位を目指します!」と宣言。さらに、「他校との交流も楽しいです」と教えてくれました。
「大会前になると、開成や本郷などと、互いの学校を行き来して練習試合を行います。また、ディベートは相手と一つの試合をつくっていくもの。良い試合をすると一体感が生まれ、相手とも仲良くなれるのです」(筑田先生)
取材当日は入部希望の新入生が見学に来ていました。「私も入部して全国大会に行ってみたいです」「最初は『静かなクラブかな』と思っていましたが、イメージと違って楽しそう」「先輩たちの仲が良さそう」と、和気あいあいとした雰囲気に意外性を感じ、興味津々の様子。
「より良い社会をつくるためには、客観的かつ複眼的な視点が必要です。それを身につけるのがディベートなのです。本校では中3の国語でディベートの授業もありますが、次代を担う生徒たちにはディベートを通じて論理的思考を身につけてほしいですね」(筑田先生)

「ディベート甲子園」関東甲信越地区予選準優勝で全国大会への切符を手に入れたみなさん

テープを聞きながらメモを取る姿は真剣そのもの

女子聖学院中学校高等学校 
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