私学探検隊

創立130周年を迎える2015年に新校舎が完成!グローバル時代のリーダーを育てる充実の新プログラム

さまざまなプログラムにリーダー育成のエッセンス

成城の臨海学校は、全国に先駆けて1925年に開設。成城を象徴する伝統行事

カリフォルニア大学の学生を招いて行われた校内研修「エンパワーメント・プログラム」

成城は、都営大江戸線「牛込柳町」駅西口から徒歩1分、大学や研究施設が林立する文教地区の一角に立地し、東京女子医科大学・早稲田大学・東京理科大学が徒歩圏の、学習には最適の環境です。
まもなく創立130周年を迎える本校は、1885年、文武講習館として始まり、翌年、「成城」と改称しました。校名は、中国の古典『詩経』にある「哲夫成城」(哲夫ハ城ヲ成ス)に由来します。以来、文武両道を実践し、智徳に優れた男子を育て、さまざまな分野で活躍するリーダーを輩出してきました。創立者の日高藤吉郎は、後に日本体育大学を、第9代校長の澤柳政太郎(東北大学総長・京都大学総長歴任)は、後に成城学園を創設した、いずれも教育界のパイオニア。また、林間学校(1918年)と臨海学校(1925年)を全国に先駆けて開設するなど、教育史に名を飾る伝統校です。
臨海学校には、リーダー教育のエッセンスが詰まっています。中1の面倒をみるのは、泳力と指導力を備えた高2の補助員。彼らは、学校生活とクラブ活動の両面から評価・選抜された精鋭です。補助員に選ばれることは大変な名誉であり、プライドをもって献身的に後輩の指導に当たる彼らの姿は、中1のロールモデルとなり、4年後の補助員を生んでいくのです。
そして、2013年4月に栗原卯田子(前都立小石川中等教育学校長)が就任し、これまでのリーダー教育の伝統を礎にして、「グローバル時代のリーダー育成」を開始しました。
まず、今年度導入したのが、「エンパワーメント・プログラム」という校内研修。夏にカリフォルニア大学の学生を招き、議論・企画・発表を通して異文化・自己理解を深め、英語力向上と「失敗を恐れない」メンタリティの醸成を図ります。希望者はホストファミリーにもなれます。参加者の満足度と達成度は大変高いので、今後の教育活動への発展を検討しています。
学習面では、進学実績向上を図るとともに、「自学自習」の校訓のもと習慣化に向けて、学習機会・環境の拡充、中高6年のシラバス作成と教科間の連携強化、キャリア教育の整備を進めています。創立130周年を迎える2015年1月には、文武両道の実践を可能にする新校舎が完成し、ハードとソフト両面で、新しい成城に生まれ変わります。
さらに、さまざまな分野で果敢に挑戦しています。全国大会には陸上部や自転車競技部・囲碁部などが出場。近年では、創造性の育成塾(全国から選ばれた中学2年生40人がノーベル賞受賞者らに学ぶ合宿)参加者、生物オリンピック金賞受賞者、「私たちの身のまわりの環境地図作品展」国土交通省国土地理院長賞受賞者が出ています。
今年初参戦の「書評合戦ビブリオ・バトル」では東京都代表に選ばれた生徒もいます。首都大会は11月23日(土)。本好きは応援してくださいね。
平成26年度から2月1日(土)・3日(月)・5日(水)の3回入試になります。勉強も部活も行事も頑張りたい欲張りな男の子は、ぜひ挑戦してください。成城は君を待っています。

成城中学校
[学校HP]http://www.seijogakko.ed.jp/
〒162-8670 東京都新宿区原町3-87
☎ 03-3341-6141
最寄駅/都営大江戸線「牛込柳町駅」徒歩1分。