私学探検隊

多彩な国際交流で、世界を知るチャンスにあふれた学校

アジアからヨーロッパまで生徒の成長に合わせた国際研修プログラム

聖徳学園は首都圏私学の中でも、多種多様な国際交流のチャンスが豊富にある学校です。中学3年から高校2年の3年間、毎年異なるプログラムが用意されています。
中学3年生は8日間のオーストラリア研修か、アメリカの3週間研修のどちらかを選択します。オーストラリア研修は8日間のうち、3日間をホームステイしますが、一人ではちょっと不安という生徒のことを考慮し、一家庭に2名で滞在します。
アメリカのユタ州では一家庭に一人でホームステイをします。生徒が安全に滞在できるよう、ホームステイ先の各ご家庭を事前に訪問し、生徒の受け入れに問題がないかどうかを確認しています。どちらも希望者対象ではありますが、例年9割以上の参加者がいるほど好評です。
高校1年生はシンガポールを訪れます。マレー、中国、インドなど多民族が暮らす国の宗教や文化に触れることが目的です。高校生を対象にしているため、キャリア教育も視野にいれ、日本の企業が多民族国家でどのようにビジネス展開しているのかも見学します。
高校2年生は、チェコとオーストリアを訪れます。ウイーンの国連事務局を訪問するほか、第二次世界大戦で甚大な被害を受けたリディツェ村を訪れ、献花を行い、生存者の方の体験談を聞きます。歴史と今の両方を学び、これからの社会や世界において何が必要なのかを考えるきっかけを作ります。生徒たちにとっては、進路やキャリアを考える大きなきっかけとなっています。

ユタ州の恐竜博物館

ホストファミリーと一緒に空港で記念撮影。

長期留学を経験した生徒は帰国後の伸び方が違う!!

アメリカの大自然を満喫。世界は広い!!

聖徳学園には、上記の国際研修以外にも1ヵ月のイギリス語学研修、3ヵ月のオーストラリア留学と1年間の長期留学(アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドより選択)も用意されています。長期留学を希望する生徒は、計画書の提出、面接、一定水準以上の英語能力といった審査をクリアーしなくてはなりませんが、帰国後も単位は認定され、そのまま進級することができます。
「今春、早稲田をはじめとする上位大学に進学した生徒の中には留学経験者もいました。留学を経験したことで、モチベーションや積極性が育まれ、帰国後の伸び方や成長に著しい変化が見られました。これからの日本において、一年間留学をすることは決してマイナスにはなりません。審査基準を見なおして、より多くの生徒たちが長期留学を経験できるようにしたいと考えています。世界に進出できる人材を育成することが、日本の未来へ繋がると考えています」と伊藤校長先生は語られます。
理系の生徒たちにも語学力や海外への進学の大切さを伝えるために、年内にサイエンス・ダイアログという新たな取り組みを実施します。海外の研究者を招いて、その研究内容について英語で講義をしてもらうというプログラムです。世界の研究者は、その研究内容や論文を共通語である英語でプレゼンすることが基本です。また、最先端の情報も、まずは英語で公開されることがほとんどです。「理系だからこそ、語学力と世界の研究レベルを知る必要があるのです」と伊藤校長先生は語られます。
聖徳学園は日本から世界に目を向ける経験を生徒たちに提供すべく、これからも新たな取り組みにチャレンジし続けます。

聖徳学園中学校
[学校HP]http://www.shotoku.ed.jp/
〒180-8601 東京都武蔵野市境南町2-11-8
☎ 0422-31-5121
最寄駅/JR中央線「武蔵境駅」徒歩3分。