私学探検隊

学年でのアメリカ研修が再開!多感な10代に体験する海外

八雲レジデンスで友人たちと協力して過ごし、授業最後は修了証をもらいました

八雲レジデンスで友人たちと協力して過ごし、授業最後は修了証をもらいました

「アメリカ研修を楽しみに入学したので、ついにみんなで行けて本当に嬉しかったです!この大事な機会に吸収できるものはしっかり得てこようと思いました」
高2の細井ゆらさんは、1年半越しのアメリカ研修が実現すると聞いた時のことを振り返ります。多くの学校がコロナ禍で海外研修を中止や延期してきた中、八雲学園ではしっかりと感染対策をとりながら少人数のプログラムなどを部分的に再開してきました。そしてついに今年8月、学年全体でのアメリカ研修が実施されたのです。例年より2日間の短縮となりましたが、12日間のカリフォルニア滞在でした。
一緒に参加した中村一輝くんも入学前から待ち望んでいた研修だったそうです。
中村くん 「僕にとって初めての海外がこの研修の予定でしたので、コロナ禍での初海外&渡米となり緊張しました。カリフォルニアの綺麗な海、カラッとした気候、何もかもが大きいスーパーマーケット……。そうした一つひとつが印象的で、忘れられない体験でした」
アメリカ研修を早期に再開できた理由の一つは、カリフォルニア州サンタバーバラに独自の宿泊施設「八雲レジデンス」を持っていることです。現地の姉妹校への訪問、ユニバーサルスタジオなどへの観光など、充実した時間を過ごしました。

集中的な英語授業で生きた英語を身につける
研修のメインはカリフォルニア大学サンタバーバラ校(UCSB)での10人程度の少人数制のレベルに分かれた授業です。
細井さん 「最初は授業で先生の英語がわからなかったのですが、日が経つにつれて少しずつ内容が分かるようになりました。少人数で発言機会も多かったので、少しずつ言いたいことを言葉にできるようになった実感もありました。ハンバーガーショップで、一人で細かなオーダーをして通じた時は嬉しかったです!」
中村くん 「少人数だったのでクラスメイトの明るい雰囲気に後押しされて、自分も積極的に話せるようになりました。先生から修了証をもらった時は、やり遂げた感がありました」
最後はお世話になった先生方を招いて修了式とお礼のパーティーが開かれ、生徒たちはダンスや空手、茶道などを披露し感謝を伝えました。

10代で海外に身を置き本物の体験が次のステップ
帰国後、細井さんは、新たな挑戦を決意しました。
「将来は経営や国際的な仕事をしたいと思っていましたが、実際に海外に行って改めて自分の目標に確信が持てました。そして12月から1カ月のアメリカ研修にも挑戦したいと自分から親にプレゼンしました。今まで迷ったときは親に頼っていましたが、今こそ決断の時だと悩みながらも挑戦を決めました」
コロナ禍で延期されていた高1の研修も実施され、今年度は中3での研修に戻る予定の八雲学園。
感受性も吸収力も強い中高生の時期に海外へと実際に行く体験ができたことは、何よりの宝。この本物を体験したことがこれから大きな意味をもつでしょう。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

八雲学園中学校
[学校HP]https://www.yakumo.ac.jp/
〒152-0023 東京都目黒区八雲2-14-1 Tel.03-3717-1196
最寄駅/
東急東横線「都立大学駅」徒歩7分。東急世田谷線 田園都市線「三軒茶屋駅」からバス「八雲高校」徒歩1分。JRなど「目黒駅」からバス「中根町」徒歩3分・「都立大学附属高校前」徒歩4分ほか。

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