私学探検隊

学び続けるLEARNERの育成を目指す 生徒も教員も日々アップデート

2020年度に共学化し、校名を改めて新たなスタートをきった品川翔英中学校・高等学校。校訓も「自主・創造・貢献」に改め、教育目標である「学び続ける LEARNER」の育成に向けて、教育内容のアップデートが日々行われています。生徒が主体的に学び続けることができる環境を整えるうえで、どのようなアップデートが行われているか、教頭の村上亜矢子先生にお話を伺いました。

自ら学び、主体的に行動できる環境づくり

生徒達の放課後の学びを充実させたいという思いから、集中して学ぶことができるラーニングセンターを立ち上げました。加えて、興味・関心を刺激する様々な講座を用意しています。(高校生向けの)予備校講座や、「ドローンを飛ばそう」、「発表が上手くなる講座」といったユニーク講座などです。ユニーク講座では、生徒が教員になることもあります。インプット型の講座だけでなく、アウトプットの場も増やすことで、生徒に様々な刺激を与えられるようにしています。
その他生徒の主体性を伸ばすことも目的として、外部講師による研修を今年から始めました。その一つが生徒会対象のリーダーシップ研修です。「リーダーシップの発揮の仕方を、ある程度予備知識として生徒たちに教える必要があると思い実施しました。生徒達の主体性を育み、学び続けられるような環境を整えています」(村上先生)

教員も日々アップデートし続ける

メンター教員が、メンターの生徒とコミュニケーションをとる「メンターエンカレッジ」

メンター教員が、メンターの生徒とコミュニケーションをとる「メンターエンカレッジ」

2022年度からは、生徒達の学び続ける力を育むために、自己調整学習の研究を教員が行っています。「『メンター制と自己調整学習』といった自己調整学習と日頃の教育内容をリンクさせた10のテーマを設定し、外部の学術研究者の方にもご協力頂いています。最終的には研究成果の発表や、教育内容に落としこむことを計画しています」(村上先生)
他にも、「メンター制」もアップデートしています。生徒の成長を支援することを目的に「メンター制」を実施しており、今年からは週2回、メンターによる朝礼(メンターエンカレッジ)を行っています。「先生方から、生徒との関わりの時間を増やしたいという声が上がったことがきっかけで始めました。生徒の様子などを把握することを目的にしています。先生自身も学び続けるLEARNERであることも、本校の特徴です」(村上先生)

学校全体としてアップデートに取り組む

2022年度からは京都先端科学大学附属中学校高等学校と教育連携協定を結びました。連携により、WWLコンソーシアム事業への参加、中学校の探究活動を深めること、生徒や教職員の交流を予定しています。
学校の中ばかりでなく、外からも様々な刺激を受けることが可能な同校。好奇心旺盛で、何事にも興味を持って取り組むことができる受験生は、是非一度学校を訪問してはいかがでしょうか。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

品川翔英中学校
[学校HP]https://shinagawa-shouei.ac.jp/jhhs/
〒140-0015 東京都品川区西大井1-6-13 Tel.03-3774-1151
最寄駅/
JR湘南新宿ライン・横須賀線・相鉄線「西大井駅」徒歩6分。
JR京浜東北線・東急大井町線・りんかい線「大井町駅」徒歩12分。

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