私学探検隊

“教える教育”から“才能を引き出す教育”へ エンパワーメントプログラムで“自分の力”を再発見!

外国人留学生と中高生で行うエンパワーメントプログラム

毎日、大小3つほどのテーマについて、グループで話し合い、ひとつの意見にまとめます。

毎日、大小3つほどのテーマについて、グループで話し合い、ひとつの意見にまとめます。

山手学院では、中3の「オーストラリア・ホームステイ」、高2の「北米研修プログラム」と、中高6年間で2回、生徒全員が参加する国際交流プログラムがあるなど、国際交流に力を入れています。また、英語力を身に付けるだけでなく、リーダーシップやエンパワーメントの育成も行っています。今回は、今年3月に実施された「エンパワーメントプログラム」に参加した高2生の伊藤颯真くんと片渕琴葉さんに、プログラムの内容とそこで得たものを聞いてみました。

「エンパワーメントプログラム」とは、国内外の留学生と一緒に、多彩なグループプロジェクトやディスカッションなどを通じて、新しい価値観や異文化への理解を深め、グローバル感覚を培うもので、会話はすべて英語で行われます。「初めはすべて英語と聞いて怖じ気づいていたのですが、友達も参加するというので挑戦してみました」(片渕さん)、「今はコロナで海外に行けないので、国際交流ができる貴重な機会だと思い参加しました」(伊藤くん)と二人。今回は日本に暮らす外国人留学生7名と中3~高2生の約30名が、校内で4日間に渡って、様々なテーマについて話し合ったり、考えたりしました。

人に伝わる伝え方が身に付き話すことに自信がついた
参加してみた感想を聞いてみると、「毎日、大小3つほどのテーマについて考え、発表するのですが、『ポジティブシンキングとは?』『リーダーシップとは?』など、いろいろなことについて考え、話し合いました。また、自分たちの意見をどのように伝えれば伝わりやすいかなどプレゼンテーションのやり方もしっかり教えてもらいました。私は人前で話すのがあまり得意ではなかったのですが、何度か場数を踏んでいくうちに自信が持てるようになりました。あなたは伝えるときの表情がいいね!と言われて嬉しかったです」(片渕さん)。「僕は文化祭実行委員などをやっていたので、人前で話すことには慣れているのですが、相手に理解してもらうように伝えるという点が不足していたので、どういう筋道で伝えたらよいかということが学べて、とても勉強になりました。それと、いろいろな人の意見を聞くことで、視野が広がりました。自分を見つめ直すよい機会になりましたね」(伊藤くん)。
また、会期中には、ファシリテーターを務める海外の留学生達に、「どうしてその学部に進学したのか?」「その学部ではどんなことを学ぶのか?」などを聞く機会もあり、今後の進路について考えるきっかけにもなったようです。

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

山手学院中学校
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