私学探検隊

思いの詰まったコンサートで、生徒たちが音楽の力を発信

生徒の強い思いに応え春のコンサートを開催

人数制限、検温、消毒に加え、管楽器の生徒は自分のパート以外はマスクを着用するなど、感染症対策に配慮しつつ、コンサートが行われました。

人数制限、検温、消毒に加え、管楽器の生徒は自分のパート以外はマスクを着用するなど、感染症対策に配慮しつつ、コンサートが行われました。

桜が咲き始めた3月下旬、恵泉女学園中学・高等学校で「SPRING CONCERT」が開催されました。このコンサートは、同校の課外活動である聖歌隊Choir la Pace、ハンドベル、オーケストラに所属する生徒が、その年の集大成として発表するものです。
「19年度は緊急事態宣言が発令され、直前でコンサートが中止に。1年の締めくくりとして毎年開催してきたイベントで、その年に卒業した6年生にとっては最後の演奏会になるはずでした。ですから、中止を知った生徒たちの落胆は大きいものでした」と、中学ハンドベル顧問の花岡尚子先生。今回は、生徒たちの気持ちに応えたいとの思いから、十分な感染症対策を行っての開催となりました。
同校のフェロシップホールで行われたコンサートは、ハンドベルからスタート。16日に卒業式を終えた新卒業生は息の合った演奏で感謝の気持ちを表現していました。在校生と新卒業生による聖歌隊合唱では、ハーモニーに「エール」の思いを乗せて先輩との最後の舞台を終えました。トリを務めたのは、1~5年生まで73名が所属するオーケストラ。この日は感染症対策のため全員でのステージはかないませんでしたが、観客の手拍子に乗せ圧巻の演奏を披露しました。
「自宅学習期間から始まった20年度は、練習時間もわずかしかとれませんでした。生徒たちにとって今日の演奏は、必ずしも納得いくものではなかったかもしれません。しかし、ステージに立つ機会に恵まれなかった今年度の最後に、仲間と保護者の前で演奏・合唱できたのは、例年以上に意味のあることだったと思います」(花岡先生)。

仲間と高め合いながら励む7つの課外と21のクラブ

同校では今回コンサートを行った音楽系のほかに、華道、茶道、書道、そして物理・生物・化学・コンピューターサイエンス班から成る理科系のサイエンス・アドベンチャーと、合計7つの課外活動を展開。茶道や華道ではお稽古を重ねることでお免状や修了証がいただけるなど、それぞれ専門分野の講師から本格的な指導を受けることができます。ほかにも、生徒会が主体となり運営を行う、運動系と文化系合わせて21のクラブも活発に活動。生徒たちの「やりたい!」をかなえる設備や、様々な形で自分を表現できる環境、さらに興味を広げ、深める機会が豊富にある恵泉女学園中学・高等学校。お互いを認め合いながら仲間と切磋琢磨し、目標とする将来を見つけて歩む生徒たちを、ぜひ説明会で実感してください。

英語とSTEAMの恵泉

英語教育に定評のある同校では、近年STEAM教育にも注力。サイエンス・アドベンチャーでは、外部の大会へも積極的に参加し、実績を残しています。また3年後期の理科の授業では、テーマ設定・計画・実験・発表を行う探究実験も実施。「今年度はサイエンスデーも計画しています」と校長の本山早苗先生。ほかにも「結晶づくりコンテスト」など「理科好きを増やそうプロジェクト」が進行中です。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

恵泉女学園中学校
[学校HP]https://www.keisen.jp/
〒156-8520 東京都世田谷区船橋5-8-1 Tel.03-3303-2115
最寄駅/
小田急小田原線「経堂駅」「千歳船橋駅」徒歩12分。京王線「八幡山駅」から小田急・京王バス「桜上水二丁目」徒歩2分。

この学校の詳細情報を見る