私学探検隊

新しい時代の、新しい駒込へ学校も生徒も積極的なチャレンジを

人間教育を礎に自分の夢を見つけて実現する

中2秋の「日光山研修」。日光山輪王寺での修業体験を通じて自らと向き合う、人間教育の実践の場です

中2秋の「日光山研修」。日光山輪王寺での修業体験を通じて自らと向き合う、人間教育の実践の場です

「なりたい自分になる」。駒込中学・高等学校は、生徒一人ひとりが夢を見つけ、実現するためのサポートを行っていくことを大切にしています。なかでも中学校は、数多くの新しい体験を提供し、生徒たちの興味の幅を広げ、それを伸ばす3年間と位置づけています。
教育の特色は次の4つ。ICTツールを活用して、自ら探求する意欲を引き出す「ICT教育」。英語力を高め、国際人としての視点や考え方を養う「グローバル教育」。理系分野を横断的に学び、課題の解決法を考える「STEM教育」。そして、駒込の教育の礎となるのが、建学の精神でもある“一隅を照らす”人物を育む「人間教育」です。“一隅を照らす”とは平安時代の高僧・最澄の言葉で、自分本位にならず、他者を認め、自分自身の場所で前向きに努力できる人こそが社会に求められるという意味です。

休校中は全教科でオンライン授業を実施

今年度は新型コロナウイルスの影響で、駒込もしばらく休校を余儀なくされ、その間はオンライン授業を実施しました。「初の試みであるオンライン授業に戸惑いもありました。そこで、準備ができた先生から徐々に始め、最終的にはすべての教科とホームルームをオンラインで行えるようになりました」(本田靖教頭先生)。
オンライン授業は、リアルタイムで行うもの、録画した講義を配信するものなどスタイルはいろいろ。理科の岩上敏雄先生の授業では、自作の実験キットを生徒に郵送し、生徒が自宅で実験を行うというものも。
「普段が実験中心の授業なので、オンラインでもできるだけ平常時と変わらない授業を提供したいと思い、実験動画を撮影して配信したりして、生徒が自宅で実験できるようにしました」(岩上先生)。
オンライン授業になかなか踏み切れない学校もあるなか、「できるところから始めればいい」という柔軟な考え方で、いち早くオンライン授業を実現したことは、生徒のことを思う駒込の姿勢の現れといえるかもしれません。
保護者からは「休校中も毎朝決まった時間にホームルームを行ってもらえて助かった」という声も挙がっています。

新しい駒込へ
新しい自分へ一緒にチャレンジ!

駒込では昨年度「挑戦の先に新たな駒込を見出す」というスローガンを掲げました。その後、図らずも新型コロナウイルスの世界的感染が起き、まさに新しい時代が訪れようとしています。本田教頭先生に聞きました。
「新しい時代を迎え、我々は変わっていく必要があります。その変化のひとつとして考えているのが、 “禁止”ではなく“許可”から始めること。これまで学校では、生徒を心配するあまり、新しいことを始める際、まず禁止事項から決める傾向がありました。そうではなく、まずやってみる。そして、問題が起きたら、生徒と先生で話し合ってルールをつくっていく。そのほうが、本質がわかりやすく、生徒も自分で考えるようになると思っています。なかなか難しい取り組みですが、それも挑戦です。そして、生徒のみなさんにもいろいろな挑戦をしていただきたいと思っています。失敗しても先生や友達が助けてくれます。たくさんの挑戦と失敗を繰り返して、新しい時代の新しい自分を見つけてください。学校も挑戦、みなさんも挑戦です。一緒にチャレンジしていく仲間になりましょう」。
中学入学を機に新しい自分を見つけたいという人は、新しく変わろうとしている駒込とともに、変化にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

駒込中学校
[学校HP]https://www.komagome.ed.jp/
〒113-0022 東京都文京区千駄木5-6-25 Tel.03-3828-4141
最寄駅/
メトロ南北線「本駒込駅」徒歩5分。メトロ千代田線「千駄木駅」・都営三田線「白山駅」徒歩7分。JRなど「池袋駅」から都営バス「駒込千駄木町」。

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