私学探検隊

ここが魅力! 私たちの学校

和洋国府台女子中学校高等学校では、日本の美意識を核とした女子教育と確かな学力を培う主体的学習を実践しています。今回は校長の宮﨑康先生と各学年から2人ずつの中学生に学校での取り組みやその成果などについてお話を伺いました。

多くの体験から実践力を身に着ける

校長 宮﨑康先生

本校ではどんなに社会が変わっても揺るぎなく「凛として生きる」女性を育成することを教育目標に掲げてきました。「日本文化」の授業などで女性らしい品格を身に着ける一方で、理科実験や裁判の傍聴、企業体験など実習実践を重視した本物に触れる授業を重視しています。英語のラウンドシステムもそのひとつです。体験して学んだことを実際に行動に移せる「実践力」のある女性となり、羽ばたいてほしいと願っています。

日本女性の美徳を積む授業「日本文化」
日本女性らしいマナーが身につく礼法の時間

日本女性らしいマナーが身につく礼法の時間

母国の文化を知り、アイデンティティを確立するために「日本文化」の授業で華道、礼法、箏、茶道を学びます。「校歌に『日本女性の美徳得て』という歌詞があるのですが、まさに和洋に入ったからこその美徳を得られる時間です(中3)」。「箏をみんなで演奏した時の一体感に感動しました(中2)」。

本物を見て、触って体験する理科の授業

「理科の授業で行ったフィールドワークは環境保護団体の方のお話も聞けて勉強になりました(中1)」。「実験の授業ではネズミや豚の心臓などの解剖もします。男子がいたら頼ってしまいそうですが、全員がちゃんと実験に参加することも女子校のいいところだと思います(中3)」。座学だけでなく体験して学べる授業は和洋の伝統であり、自立心を養うことにもつながっています。

話せる英語が身につくラウンドシステム

和洋ラウンドシステムとは、教科書の内容を実生活と関連づけて1年間に何度もくりかえすことで、英語力の向上を目指す学習方法です。「テーマパークで外国人に話しかけられた時、ちゃんと英語で答えることができました。高校生になったら海外研修にも挑戦したいです(中3)」。「英検準2級に合格したのでさらに上を目指したいです(中1、中2)」と、各学年とも「英語の和洋」での学びの成果を実感しているようです。

生徒が主体となった改革で校則の見直しも!

伝統を守りつつも、生徒が中心となり、学校生活を時代に合ったものに改革しています。実際に昨年度は、生徒会を中心に生徒が主体となり、髪型に関する校則が見直されました。このことは生徒たちにとても好評です。また、「学校は部活以外のスポーツの大会出場なども応援してくれます(中2)」という生徒も。生徒たちは学校生活の中で自主性を身につけ、充実した毎日を送っているようです。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

和洋国府台女子中学校
[学校HP]https://www.wayokonodai.ed.jp/
〒272-8533 千葉県市川市国府台2-3-1 Tel.047-371-1120(代表)
最寄駅/
JR総武線「市川駅」からバス8分「和洋女子大前」下車。京成電鉄「国府台駅」から徒歩10分ほか。

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