私学探検隊

英語力と自主性を海外で伸ばす新たな試み! ターム留学で中学3年生の3学期を有意義に過ごす

自分から積極的に英語で発言できるようになる

1950(昭和25)年、青山学院横須賀分校を受け継ぎ、横須賀学院が誕生。キリスト教信仰に基づいた「敬神・愛人」の基本精神を掲げ、礼拝や聖書の授業、奉仕活動などを通じて、世界に貢献できる知恵と実力、豊かな心を持った若者たちの育成に努めています。グローバル化が進み、コミュニケーションツールとして英語の必要性が求められていますが、使える英語力はすぐには身につきません。そこでさまざまな国内・国外の語学研修のひとつとして2018年1月から「ターム留学」(希望制)を開始しました。
「タームとはニュージーランドやオーストラリアで1学期を表す単位のことで、ターム留学は海外でまるまる1学期分を過ごすことをいいます。期間は中学3年生の3学期で、留学先はニュージーランドのウェリントン。語学学校で1週間の研修後、現地の学校に入学し、現地の生徒たちの授業に参加します」と話すのは国際交流推進委員を務める小出啓介先生。中高一貫生の中学3年生の3学期は高校受験がないため、この期間を留学にあてられるというのは強みであり、生徒たちにとっては大きな経験を得ることになると言います。

楽しく授業を受けて、友達と遊んであっという間に過ぎる3か月

藤池凜音さんは黄色組の衣装でスポーツフェスティバルの準備

藤池凜音さんは黄色組の衣装でスポーツフェスティバルの準備

実際に2018年1月にこのプログラムに参加した藤池凜音さん。「3か月は長いな…と思っていたのですが、行ってみたらあっという間でした。授業は英語や数学、家庭科などを受けたのですが、各教科の資料はもちろん、時間割もすべて持参したパソコンにメールで届くシステムだったので本当に驚きました。授業では、その日の内容をクイズ形式で考えたり、話しあったり。とにかくみんな積極的に自分の意見を言います。最初は英語に自信がなかったこともあり静かにしていましたが、慣れてくるとどんどん発言できるようになりました。特におもしろかったのは家庭科のクッキング。ケーキやクッキーなどレシピをもらって作るのですが、日本の味とはまったく違うのでおもしろかったです」と思い出を語ってくれました。
さらに一緒に留学した北嶋里奈子さんは、「授業はいくつか自分で選択できるのですが、私は大好きなダンスを選びました。ジャズダンスやバレエ、ヒップホップまで1クラス20人ほどなのですが、毎回楽しく踊れたことが一番記憶に残っています。クラスには日本人だけでなく、タイや中国、カンボジア、スペインなどいろいろな国の留学生も一緒です。ニュージーランドはもちろん、いろいろな国の文化に触れることができたこともいい経験になりました。学校が終わるとホームステイしている家に帰るのですが、ホストマザーのピザ作りを手伝ったり遊んだり、英語にチャレンジしながら毎日とても楽しく過ごせました」。帰国後も留学時の友達と連絡を取り合い、再会を楽しみにしている様子。高校に進んでからのモチベーションも高く、自信に溢れた学校生活を送っています。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

横須賀学院中学校
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