私学探検隊

文化部も充実!好きなことがきっと見つかる、熱中できる

今年度より女子部で、日本を学び、世界に貢献できる多様な人材育成を目指すCCクラスが始動。STクラスとともに、目的意識をもって活気あふれる学校生活を送る女子部の生徒たちが、男子部の生徒中心の部活動にも積極的に参加して、楽しみながら力を伸ばしています。

知識をもつオタクが多い

この春、パソコン部に入部した高1女子に動機を聞くと「機械音痴でパソコンが打てない。今のうちに克服したいと思った」(Kさん)、「希望の進路(情報工学)に関連のある部活動に入ろうと思った」(Tさん)と、2人とも将来を考えてのことでした。パソコンの知識がなくても入部しやすいのは、「(特定分野の知識が豊富な)オタクが多いから」(M君/高3)。「各自が好きなことを探求し、わからないことがあれば教え合う風土なので、未経験からでもパソコンの基礎的な力が身につき、強みになる」と言います。

男女で活動する良さを実感

久我山祭では来場者の関心を集めた団体に優秀賞が贈られます。パソコン部は一昨年、19年ぶりに受賞しました。「多くの展示団体がある中で賞をもらえるのはすごいこと」と話してくれたのは鉄道研究部の尾脇君です。「全校に認知されるので、僕の中でも目指すところ。毎年、発表の時はドキドキしながら待っています」

久我山祭では来場者の関心を集めた団体に優秀賞が贈られます。パソコン部は一昨年、19年ぶりに受賞しました。「多くの展示団体がある中で賞をもらえるのはすごいこと」と話してくれたのは鉄道研究部の尾脇君です。「全校に認知されるので、僕の中でも目指すところ。毎年、発表の時はドキドキしながら待っています」

鉄道研究部も「鉄研が学校選びの条件だった」という葦澤翼君(高1)をはじめ、鉄道好きの部員ばかり。乗り鉄、撮り鉄、模型鉄など、さまざまな嗜好をもつ男子部員と和やかに活動するうちに、「鉄道に興味があった」深田優希さん(高1)はもちろん、「帰宅部がつまらなくて、いつ入部してもついて行けそうな部活を探していた」岡知世さん(高1)も、すっかり馴染んで鉄道研究を楽しんでいます。「文化祭の発表準備では見せ方にこだわっている」という岡さん。「(特性や視点が異なる)男女が一緒に活動する良さを感じています」(尾脇亮太君/高2)。

自分を磨き進路を拓く糧に

放送部は、長い間、野球部監督として采配を振るった高良武士先生が顧問になってから、上昇志向の部員が集まりつつあります。「学校の活動で東北被災地体験をした時に伝えることの大切さを痛感。人前で話すことが苦手で克服したいという思いもあり入部した」という小野ひかりさん(高2)は、新聞部との兼部で「伝える力」を磨いています。自分の声を使って表現することが好きな山口明日香さん(高2)は、定期的に指導を受けている元アナウンサーの話を聞くうちに「自分も職業にしたくなった」と言います。
久我山といえば運動部が活躍していますが、文化部にも好きなことに夢中になっている生徒がたくさんいて、「きちんと青春」を謳う久我山の魅力を再認識しました。「学内に落ち着く場所、必要とされる場所があると安心する」という小栁恒太郎君(鉄道研究部/高2)の言葉にも説得力がありました。

放送部
ここが自慢向上心
個性的な部員が多く、それぞれがやりたい方向(目標)を見つけて活動しています。Nコン(NHK杯全国高校放送コンテスト)都大会突破、全国大会出場も目指すところの1つです。発声練習やアナウンス、朗読などの練習の他、月に1度、放送部OBで元アナウンサーの方に指導をお願いしたり、放送局を訪問、見学したりと、あらゆる可能性を探って活動の充実を図っています。体育祭の他、部員が司会進行を担える機会を増やす努力もしています。学校説明会でその役を務める日が来るかもしれません。
【活動日】週2、3日【部員数】高校生16名【活動場所】女子棟校舎教室

パソコン部
ここが自慢自由度の高さ
ゲームの自作が活動の柱ですが、人によってはパソコンでイラストを描いたり、プログラミングをしたり、パソコンのパーツをいじったり、パソコンを自作したりしています。属性(パソコン好きなインドア系)の高い人たちが集まっているので、男女や学年の垣根なく仲良く活動しています。文化祭が近づくと、全員が1つの目標に向かってうまく連携し、出し物(ゲームイベントや展示など)を考え、部誌を作ります。多様なアイデアをまとめていく作業は大変ですがやりがいがあります。
【活動日】週3日【部員数】中高合わせて約40名【活動場所】女子棟校舎コンピュータ教室

鉄道研究部
ここが自慢伝統と仲の良さ
鉄道が好きな部員が多く、顔を合わせれば話が弾みます。卒業後も何らかの形で鉄道に関わっている人が多く、大学時代に駅員のアルバイトをする人、乗換案内アプリのシステム制作会社に就職した人もいます。その情熱を情景付き模型制作(模型班)と研究発表(模造紙班/今年のテーマは「成田と羽田」)に注ぎ、文化祭で展示・発表しています。伝統のある部活なので、歴史を積み重ねてきた良さを感じてもらえるように今年も頑張ります。模型運転も実施するので、ぜひお立ち寄りください。
【活動日】週3日【部員数】中高合わせて9名【活動場所】男子錬成館の部室

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

国学院大学久我山中学校
[学校HP]http://www.kugayama-h.ed.jp/
〒168-0082 東京都杉並区久我山1-9-1 Tel.03-3334-1151

最寄駅/
京王井の頭線「久我山駅」より徒歩10分

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