私学探検隊

空に響き渡るソーラン節が、連帯感と自信を生んだ

OBに指導を仰ぎ学園祭でソーラン節を披露

着用するリストバンドの色や法被の文字も生徒が立案して一体感を生んだ

着用するリストバンドの色や法被の文字も生徒が立案して一体感を生んだ

「どっこいしょ~どっこいしょ!ソーランソーラン!」
初夏の日差しが心地よい6月、鎌倉学園のグラウンドでは、ソーラン節の軽快な音楽と大きなかけ声が響き渡りました。パフォーマンスを披露したのは、中学3年生の総勢176名。学園祭の2日間、まだ新しい人工芝のグラウンドで力強く舞いました。
「簡単そうに見えても実際にやろうとすると動きが複雑で難しい。北里大学でソーラン節同好会に入っているOBに直接指導をしてもらい、さらに、動きを動画で撮影させてもらって、何度も見ながら習得しました」こう教えてくれたのは代表のひとりである杉本遥哉くん。動きの注意点や練習の反省点などを細かくメモし、次の練習に活かしていたと言います。
今回、ソーラン節のかけ声をリードした福岡駿太くんは、「はじめは練習に乗り気じゃなかった人も、本番が近づくにつれて積極的になってくれました。当日まで不安だったけれど、公演2日目の2回目、ラストのタイミングではいちばん大きな声が出て、『やりきった!』という達成感がありました」と徐々に全体の士気が高まっていった様子を教えてくれました。
同じく代表を務めた八木亮祐くんは、「みんなで踊ったことで一体感が生まれた」と語ります。「真剣に思いを伝えればみんな協力してくれることがわかり、家族や多くの人に『いい出来だった』と言ってもらえて自信がつきました」

自立や成長するきっかけに

3年生の担任の松井秀範先生は、「生徒たちは短期間ですごく集中して練習していました。学年でひとつのパフォーマンスをつくり上げたことは大きな自信につながったようです。『やればできる』という経験を今後の勉強や課外活動にも活かしてほしい」と語ります。
同じく担任の郡司倫也先生は、「主体的に取り組む姿が印象的だった」と言います。「動画を見て勉強し、全体の隊列移動のアイデアを出したり、練習時間の確保のために声をかけ合ったりと、クラスの代表を中心に工夫して取り組んでいました。動きを教え合い、本番に向けて調整するなかでクラスの枠を超えた関係づくりができたようです。社会との関わりを学ぶ土台づくりができたのでは」(郡司先生)と、先生方もソーラン節をとおして見られた生徒達の精神的な急成長に手ごたえを感じていました。

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【HP】http://www.kamagaku.ac.jp/news/2017/06/post-381.html

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

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