私学探検隊

学ぶのではなく、学校生活の中に英語がある 英語イマージョン教育で〝使える〟英語を習得

1~3年生には副担任としてネイティブの先生が活躍

高い英語力を活かし、国公立大や難関私立大への進学数を伸ばしている浦和実業学園。その英語力の中核を担っているのが、英語をシャワーのように浴びせることで英語に慣れ、英語耳を作るという「英語イマージョン教育」です。

同校ではネイティブの先生6名が常時勤務。音楽、体育などの授業を受け持つほか、中学1~3年生の副担任として生徒たちと深く関わっています。「ネイティブの先生が受け持つ授業はもちろん、ホームルームでの連絡も英語です。常に生徒たちの周囲に英語がある環境を心がけています」と、英語科の水川瞳先生。入学当初は、英語を理解できず戸惑う生徒もいるそうですが、クラスメイトと切磋琢磨するうち、自然と身についていくそうです。「誰もが最初から話せるわけではありません。ネイティブの先生の話を理解しようと聞いているうちに、ある日なんとなくわかるようになったという生徒が多いですね」(水川先生)

小学校を卒業したばかりの1年生は特に順応性が高く、覚えた言葉を使おうとネイティブの先生に自分から話しかけ、教室は休み時間も英語と笑い声で溢れているそうです。

培った英語力を駆使して実践的な学習に取り組む

同校では、英語イマージョン教育の集大成となる4年生のハワイ短期留学のほか、スピーチコンテスト、3年生による英語での映画製作など、行事や授業の中で英語を活用したさまざまな取り組みを行うと共に、異文化への理解や国際感覚の育成にも注力しています。2年前からは、3年生の奈良・京都への教育旅行で、日本を訪れている外国人旅行者にインタビューを実施。副担任としてネイティブの先生も同行し、生徒たちの自主性を尊重しつつサポートを行います。「初対面の方に英語で話しかけるのは勇気がいることですが、生徒たちは気後れすることなく、笑顔でインタビューを行っていますね」(水川先生)

このように臆せずコミュニケーションをとる姿勢からも、学校生活の中で培われた英語力が土台となり、生徒一人ひとりの大きな自信につながっていることがわかります。

英語という翼で夢に向かって羽ばたく

英語で歌い、英語で指導を受けることで、ネイティブに近い発音が身についていく。

英語で歌い、英語で指導を受けることで、ネイティブに近い発音が身についていく。

英語を学ぶのではなく、英語がある学校生活。これで得たスキルは、全学年で実施しているGTECの高いスコアにも表れています。昨年からは、3~4年生を対象にスピーキングテストを追加し、聞く、読む、書く、話すという4技能のさらなる向上を目指しています。
「生徒たちが生き生きと英語を使う姿に驚きです」など、説明会に参加した小学生の保護者からも反響を呼んでいる英語イマージョン教育。英語という翼を手に入れた生徒たちは、夢に向かって大きく世界へと羽ばたいていくことでしょう。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

浦和実業学園中学校
[学校HP]http://www.urajitsu.ed.jp/jh/
〒336-0025 埼玉県さいたま市南区文蔵3-9-1 Tel.048-861-6131
最寄駅/
JR京浜東北線 武蔵野線「南浦和駅」徒歩12分。

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