私学探検隊

楽しさも厳しさも学んで成長する、 “確実に伸ばす”青稜のグローバル教育

世界に目を向けた教育生徒を確実に伸ばすプログラム
「もう最後の週!? オーストラリアへの留学も後1週間くらいで終わりになります。2ヶ月って結構長いように見えて実際はとても早かったです。最初は早く帰りたいな~とか思っていましたが(笑)、今ではもう少しいたいな~と思っています(哀)」。

これはカナダ・オーストラリア短期留学プログラムに参加している高校生徒の声です。青稜中学校・高等学校では留学中の生徒の声をそのままWEBサイト上で毎週発信しています。「参加生徒は大きな刺激を受け成長して帰ってくる。WEB上で公開することで、同じ学校の仲間が頑張っていることを伝えて在校生に対する刺激にしたいと考えています」と国際教育部長・郡山民子先生。

中学2年から参加できる海外プログラムとしては、昨年度からセブ島英語研修が開始されました。英会話能力の向上が最大の目的とされ、生徒は一日6時間のマンツーマン授業、2時間のグループ授業を3週間にわたって取り組みます。非常にハードなプログラムですが、その分参加生徒の9割以上がTOEICの点数を伸ばし、自信をつけて帰ってきます。費用を抑えながらも英語漬けの日々を送ることができる点はセブ島研修のメリットです。また、日本の方言同様に様々な英語の存在を知ることも、多様化する世界に出ていく上で必要であるというのが青稜の考えです。

このセブ島研修、昨年度は30名の募集枠に50名の応募が殺到、今年は枠を広げて38名が参加予定。生徒たちの満足度が高いことが伺えます。

英語を嫌いにさせない教育楽しさと厳しさを知る
とにかく最初は“英語を嫌いにさせない”ことを念頭に置いています。
中学では各学年において毎年2日間、全員参加によるEnglish Fun Program(EFP)が実施されます。ここでは、生徒8~9人を1人のネイティブ教員が担当し、授業で習った表現を使って実際に通じる喜びを味わいます。特に中1では、入学して最初のテストが行われた直後の6月に設定。苦手意識を持つ生徒が出てくる時期に、あえて英語の楽しさを知る機会を用意しています。

さらに、中1の8月にはEnglish Summer Campを実施しています(希望制)。ここではEFPを発展させた内容で4日間ネイティブによる英語だけを使う授業が行われます。郡山先生は「英語の楽しさを知った後は、反対に一つの言語を習得することの厳しさも知り、さらに頑張っていこうという気持ちを持ってほしい」とプログラムの意図を語っていました。

English Fun Programの様子

English Fun Programの様子

グローバル社会に貢献する人に学校と生徒の挑戦
青稜の研修プログラムの目的は、グローバル社会において貢献できる人を育て輩出すること。そのため、プログラムは語学の習得を主軸に、世界に興味関心を持ち、考える力をつけられるよう設計されています。

現在、海外でのプログラム参加は希望制ですが、より多くの生徒が海外で経験を積み、世界に目を向けられる人に育ってほしいと考えています。そのため、今後は全員参加の海外研修プログラムを実施すべく検討を進めています。さらにはカナダ、トロントの教育委員会と話し合いを進めており、留学生の受け入れを検討しているとのこと。学校内にいても、海外からの刺激を受ける機会を増やしたいという想いの実現に向け、着々と動き出しています。

国内外問わず、海外からの刺激を受け成長する機会を増やそうという学校の挑戦と、その機会を活かして力を伸ばそうという生徒の挑戦は今後も続いていきます。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

青稜中学校
[学校HP]http://www.seiryo-js.ed.jp/
〒142-8550 東京都品川区二葉1丁目6番6号
Tel. 03-3782-1502

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