私学探検隊

ラグビー部

ラグビーをとおして大きく成長!仲間と共に本気でぶつかる3年間。困難に打ち勝ち、将来の夢の実現へ

「泥にまみれる3年間が彼らを大人に成長させます」(並木先生)

「泥にまみれる3年間が彼らを大人に成長させます」(並木先生)

毎年、難関大学へ合格者を輩出している城西川越は(今春のおもな合格者数は、卒業生257名のうち、京都大や名古屋大をはじめとした国公立大31名、早慶上理38名、GMARCH160名など)勉強にも部活動にもつねに全力で取り組む進学校です。今回は、活気あふれる部活動のなかからラグビー部を紹介します。


部員のほとんどは未経験者。飛躍の鍵は「理論」と「実践」

パスやタックルなど、ほとんどの部員が〝何もできない状態〟からのスタートだったというラグビー部が、昨年の県大会新人戦で見事、優勝を果たしました。

「未経験者だからこそ理論を大事にしています」と、顧問の並木大典先生は言います。「なぜそのようにパスを放らないといけないのかなど、『なぜ?』を大切にします。頭と体で理解していかないと、経験者の多いチームと戦えるようにはなりません」。理論がわかったら、即、実践へ。ほぼ毎週末には練習試合で経験を積みます。「試合での修正点を徹底して練習し、着実に私の意図する戦術の理解を深めていきます」(並木先生)

同校ではクラブ活動と同時に勉強も一生懸命やるのが〝当たり前〟。そのため、毎日の練習は約1時間20分と限られた時間で集中して行われます。「あくまでも学習中心の生活は崩さずに練習後は各々の課題に取り組みます」(並木先生)

主将の大原一輝君(中3)も、週37時間授業の特選クラスに在籍しながらクラブ活動と勉強を両立。「通学時間に英単語を覚えたり、家に帰ってから少しでもいいので集中して勉強をするようになりました」と、ラグビーが勉強への大きな原動力となっているそうです。

一人ひとりが輝ける場所、 〝全員で〟決めるトライ

「ラグビーの魅力は、仲間とのコミュニケーションです。12名が協力してトライをとったときの喜びが大きいです」と、大原君。並木先生も「体の小さい子もいれば、大きい子もいます。ボールを持っている子を守り、トライゾーンまで運んでいく。ひとりが頑張ってもダメで、全員でボールに働きかけをして、勝利をつかみます」。さらに、「ラグビーは大人の男に成長させる競技です。うちの学校はおっとりとした生徒が多く、最初は他校との練習試合で怒鳴られたりつかまれたりしてひるむ子もいました。でも、怖がっていたら相手に倒されますし、本気でやらないとケガをします。立ち向かう勇気が必要です」。だから、練習も試合もつねに真剣、生徒も先生も本気で臨みます。また、並木先生は生徒それぞれが成長できる機会も大切にしていると言います。

「大原君はラグビーの技術は誰もが一目置く存在でした。さらに、チームをまとめる力を期待して主将に任命しました」。おとなしかったという大原君ですが、今は積極的にチームのみんなに声かけを行うようになり、日々、チーム力が高まっていることを先生は実感しています。

「中高の6年間は貴重で濃密な時間です。これから先もラグビーで培った力で、困難から逃げずに何事にも本気でぶつかり、将来の夢を実現してほしいと願っています」と言う並木先生の熱い指導のもと、部員たちは日々たくましく成長中です。

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

城西川越中学校
[学校HP]http://www.k-josai.ed.jp/
〒350-0822 埼玉県川越市山田東町1042
☎ 049-224-5665

最寄駅/
JR埼京線(川越線)・東武東上線「川越駅」、西武新宿線「本川越駅」からの東武バスで「城西高校」下車。JR湘南新宿ライン(高崎線)「桶川駅」からの東武バスで「二本松」下車。スクールバス:「川越駅」「本川越駅」「桶川駅」「坂戸駅」に配車。

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