私学探検隊

かるたクラブ

2年前、かるた好きの中3生によって発足したかるた部。
“楽しい”から“本気”に変わった今、次に目指すのは団体戦出場です!

国語で習った百人一首をきっかけにかるた好きの中3生がクラブを発足

歌が詠み始まると、一瞬で集中。そして、その後の素早い動き。競技かるたの面白さが伝わってきます。

歌が詠み始まると、一瞬で集中。そして、その後の素早い動き。競技かるたの面白さが伝わってきます。

人気漫画『ちはやふる』の映画化で、近ごろ注目されている「競技かるた」。競技かるたは、並べられた50枚の百人一首の札をいかに多く取るかを競うもの。文化的な遊びですが、競技自体はとても激しく、初めて見る人は驚くことでしょう。

恵泉女学園のかるたクラブは、2年前に当時中学3年生だった生徒たちによって創部されました。きっかけは、1年生の国語の授業で習った百人一首。その後、国語教諭の引地桂子先生(現かるたクラブ顧問)の声かけで集まった「競技かるた会」に参加した生徒たちが、競技かるたの楽しさにはまり、部活動にしたいと立ち上がりました。スタートした当初は、中学3年生が8名。その後、少しずつ後輩が増え、現在は高校2年生8名、中学3年生3名、中学2年生2名の計13名で活動しています。

かるたクラブの活動は、平日2日と土曜日の週3日。部員が揃うと、すぐに対戦が始まります。普段は仲が良い先輩・後輩も、ひとたび対戦になれば真剣勝負です。歌が詠まれた瞬間からピタリと集中し、パーンと大きな音をたて札を取り合います。その激しさにはびっくり!

目標は団体戦出場!部員を増やし仲間と切磋琢磨し合いたい

同クラブでは昨年初めて大会に出場しました。普段は自動読み上げ機で練習をしていますが、大会では読み手の生の声が響き、会場も張り詰めた雰囲気で、みんなとても緊張したようです。

「“楽しい”から始めたかるたも、今は“本気”です。かるたは勝ち負けがはっきりしています。負けるとみんな悔しがりますね。そして、勝つためにはどうしたらよいか真剣に考えます。かるたを通じて、精神力が鍛えられたと思います」(部長/高2)

訪れた4月、1年生が部活見学に来ていました。「今はまだ部員数が少ないですが、もっと部員が増えたら、学年を超えて切磋琢磨し合い、さらにレベルを上げていきたいですね。目標は団体戦に出場することです」

 

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

恵泉女学園中学校
[学校HP]http://www.keisen.jp/
〒156‐0055 東京都世田谷区船橋5-8-1
☎ 03‐3303‐2115

最寄駅/
小田急小田原線「経堂駅」「千歳船橋駅」徒歩12分。

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