私学探検隊

生徒一人ひとりに応じた学習指導とキャリア教育で社会で活躍できる「信頼を受くる人」に

補習からトップ講座まで習熟度別だから伸びるYSAP

ライフデザイン教育

ライフデザイン教育では、自分を見つめ、なりたい自分を探す過程において、さまざまなワークシートに取り組みます。

「信頼を受くる人となれ」を柱とした三条五訓の教育理念を掲げる横浜中学校では、1942年の創立以来、どの時代においても社会で活躍できる人間力の育成に力を入れてきました。近年、グローバル化が進む中、「自ら考え、自分で選択をし、未来を切り拓く力」が求められています。同校では、物事を考えるには知識が必要であり、それにはまずは確かな学力を身に付けることが大事だと考えています。
5年前からスタートした学習支援プログラム「YSAP(Yokohama Study Assist Program)」では、学習進度が遅れ気味の生徒にはベーシック講座で補習を行い、自ら学びたい生徒には少人数制によるアドバンス講座(有料)で応用力を伸ばすなど、生徒一人ひとりの学力に応じた学習指導を行っています。また、2年前からは難関大学の進学を目指す生徒を対象にトップ講座も開講(選抜)。こうして、6年間を通じて、基礎学力、応用力、実践力を身に付けていきます。

なりたい自分を見つけるライフデザイン教育

また、同校では学習支援と同様に「人間力の育成」にも力を入れています。同校の人間教育には、LIFE=Life Design(ライフデザイン教育)、International(国際教育)、Feeling & Emotional(情操・体験教育)、Expression & Communication(表現・コミュニケーション教育)の4つの柱があります。
なかでも大切にしているのが、「ライフデザイン教育」というキャリア教育です。ライフデザイン教育の目的は、中高の6年間を通して、自らの意志で人生設計ができる人へと育てること。小学校を卒業したばかりの中1生は、自分は何が好きで、どんなことに興味を持っているのかまだ分かりません。そこで、まずは自分自身について考える時間を作ります。次に、自分はこう思っているけれど、相手はどうなのだろうか?といった客観的な視点を促し、他者理解を深めます。さらに、体験学習や職業理解、国際教育などを通じて視野を広げ、自分の興味関心に気づかせます。
高校生になると、自分の夢を叶えるために必要な進路選択を意識させます。高1でたくさんの大学が集まる「夢ナビ」に参加し、高2・3でOBによる職業パネルディスカッションで職業観を深め、高3で大学模擬授業を行い、大学受験に対するモチベーションを高め、自分の進路を決めていきます。こうして、自分から他者、日本から世界、職業理解から進路選択へと段階を踏みながら、自分と向き合い、「なりたい自分」を目指します。

※上記はNettyLandかわら版の抜粋です。全容はこちらをご覧ください。

横浜中学校
[学校HP]http://www.yokohama-jsh.ac.jp/junior/
〒236-0053 神奈川県横浜市金沢区能見台通47-1
☎ 045-781-3395
最寄駅/京急本線「能見台駅」徒歩2分。